お腹にいる赤ちゃんとの十月十日の大切な時間。
お腹の赤ちゃんは28週を過ぎるあたりからは、外の音を聞くことができるレベルで耳の機能が発達しているんです。
絵本を読むことで、赤ちゃんはママの声を聞いて安らぎを感じる事ができ、ママもリラックスした気分になると、ママにもお腹の赤ちゃんにとっても良い効果がある、妊娠中の読み聞かせ。
是非、一日にほんの少しの5分でも、お腹の赤ちゃんと一緒に過ごす絵本タイムを取ってみてはいかがでしょうか?
そんな、妊娠中の読み聞かせでおすすめの絵本を5つご紹介します。
1.どんなにきみが好きだか当ててごらん
作:サム・マクブラットニィ、絵:アニタ・ジェラーム、訳:小川 仁央、出版社:評論社
本体価格: ¥1,300 +税
チビウサギとデカウサギがお互いをどれだけ好きか競いあうという、とっても心温まる素敵なお話です。
読んだ後に、胸がじーんとしますよ。
素朴で可愛らしい絵本の挿絵も、見ているだけで癒されるので、胎教に良さそうですよね。
これからママになる方におすすめの絵本と言えますね。
2.ちいさなあなたへ
作: アリスン・マギー、絵: ピーター・レイノルズ、訳: なかがわ ちひろ、出版社: 主婦の友社
本体価格: ¥1,000 +税
アメリカで発売されるや、アメリカ中の母親を号泣させて、児童文学書部門で販売一位を獲得した話題の絵本です。
「すべてのお母さんとその子どもたちに・・・」という導入のとおり、読んだ女性はママとして、両親に育てられた子どもとして、様々な視点から感動することができるおすすめの絵本です。
親でいることの喜びや不安、苦しみ、つらさ、寂しさ、子どもへの思いなどが、シンプルな言葉と温かみのある挿絵と共に表現されていて、まさに「母親の全ての思い」が詰まっている、一生の宝物になる絵本ですよ。
3.おつきさまこんばんは
作: 林 明子、出版社: 福音館書店
本体価格: ¥800 +税
赤ちゃんが生まれてからも読んであげられる、おすすめの絵本です。
赤ちゃんにとって、夜空に浮かぶお月さまは不思議な存在ですよね。
ページをめくる度に色々な表情を見せるお月さまのイラストは、読んでいるママもほっこりとした気分になれます。
そんなお月さまやお月さまの前を横切る雲が、身近な存在に感じる事ができる、素敵なお話ですよ。
この絵本をきっかけに、絵本好きになったお子さんも多いようですね。
お腹にいる時から読んであげれば、絵本好きの子どもに育ってくれるかも!?
4.もこもこもこ
作: 谷川 俊太郎、絵: 元永 定正、出版社: 文研出版
本体価格: ¥1,300 +税
赤ちゃんは、リズミカルな音が大好きです。また、お腹の中にいる赤ちゃんも、「くるくる」や「ざーざー」といった繰り返しの擬音語は、認識しやすいようですね。
そんな繰り返しの擬音語がたくさん詰まった、おすすめの絵本が、この「もこもこもこ」という絵本です。
最初から最後まで擬音語のみの絵本で、大人にとってはとても不思議な感じがする絵本です。
でも、「しーん」と静まりかえった場面から「もこ」と動きだす場面が始まると、赤ちゃんは絵本の世界に引き込まれるんですよね。
お腹の赤ちゃんが生まれてからも読んであげられる、おすすめの絵本の1つですよ。
5.はらぺこあおむし
作・絵: エリック・カール、訳: もり ひさし、出版社: 偕成社
本体価格: ¥1,200 +税
一度はどこかで目にしたことや読んだことがあるであろう、超がつくほど有名な世界的なベストセラーの絵本です。
日曜日に卵からかえった青虫が、色々な食べ物を食べて、最後はさなぎから美しいちょちょうに変身するというストーリーです。
鮮やかな色彩の挿絵や、穴のあいた絵本のつくりなど、赤ちゃんが生まれてからも読んであげることができる、長く使える絵本ですよ。
お話が歌になっているCDなども販売されいるので、絵本と一緒に赤ちゃんと聞いてみるといった楽しみ方もできそうですね。