寝る前の読み聞かせは1日1話の本が人気です

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寝る前、お布団やベッドに入ってから、ママとのひとときは、赤ちゃんや小さなお子さんの楽しみです。毎日15分でも、眠っていく赤ちゃんに、お話を聞かせてあげると、習慣になり、毎晩本を読んで、そのあと心地よく眠りにつけますね。私も、読みながら一緒に寝てしまったことも何度もありました。寝る前の本選びは、すこし面倒。娘が好きな本だと、なかなか指差したり、声を出したりして寝ません。毎日のことですから、同じ本では寂しい。でも、いまは365日の物語のとってもステキな物語の本が出てきました。

頭のいい子を育てるおはなし366

「主婦の友」社から。読み聞かせというより、一緒に読める本です。
キャッチコピーが、「1日1話3分で読める」とあるのですが、本当に短いストーリーにまとめられています。
洋の東西を問わず、有名な作品をまとめたり、省いたり、3分割にして3日分の話にしたりして、楽しいストーリーに仕上がっています。
タイトルに「頭のよい・・・」とありますが、その点だけは好きになれず。もちろん、賢い子供には育ってほしいのですが、本を読んであげたり、自分kら読んだりすれば、賢い子供になりそうですからね。
カラーのきれいな印刷です。2000円を超えるお値段の価値はありますよ。

http://honto.jp/netstore/pd-book_03476605.html

科学のふしぎな話365

サブタイトルに「好奇心をそだて考えるのが好きになる」とあるように、寝る前に読むには少し惜しいような、とっても興味関心がわく本です。
こちらも、定価が2300円(+税)と、お安くはないのですが、私の実家の父が見つけてきて、プレゼントしてくれました。
毎日1テーマずつ読み進めていきましたが、素朴な疑問から、科学(化学と地学・物理学)のちょっとした知識が身についていきます。
上の娘は、難しい話だと、わからん、しらん、わからん、の連発でしたが、下の娘は興味津々。いまでもお風呂から出ると、この重くて大きな本を持ち出しては読んでいます。

http://honto.jp/netstore/pd-book_25337536.html?cid=eu_hb_ls_kwm&partnerid=CA_YPC_KWM_1001

365日のベッドタイム・ストーリー

365日の読み聞かせ本の元祖でしょうか。
こちらも、定価が2800円(+税)と、ちょっと買うには勇気が必要な本でしたが、実は、長女が2006年2月に生まれたときに、主人が本屋で衝動買いで買ってきた本です。
そのときは、本に3000円!!(怒)でしたが、娘が、言葉のわからないうちから、主人が寝る前に呼んでいました。ほとんどは、読み終わる前に、娘も、そして主人も寝入ってしまって、大きな豪華な装丁の本が、よだれと寝汗でふやけてしまっています。
「世界の童話・神話・おとぎ話から現代のちょっと変わったお話まで」とタイトルにあるように、楽しいストーリがいっぱいです。

http://honto.jp/netstore/pd-book_02621197.html

小学館の2冊セット

小学館からは、さらに豪華に「前編」「後編」にわけて、「一日一話・読み聞かせ おはなし366」のタイトルで、グリム童話や日本の昔話などを、1月1日から12月31日まで、366話とりあげています。
季節感あふれるお話をませてあるので、きょうは7月7日だから七夕、などとテーマがシーズナルなので、お子さんも季節感とお話を結びつけることができて楽しい。
絵も、幻想的なメルヘンチックの画家、黒井健さんの挿画が大好きです。そして、ストーリー自体は、すべて書き下ろしになっているので、昔話やヨーロッパの童話も、筆者のタッチでまとめられています。
ただし、2冊で5000円超えます!
出産や誕生日のお祝いにおねだりするのがよいでしょうか。

http://books.rakuten.co.jp/rb/760154/

たくさんの本に囲まれての子育てに

1日1話の本は、まだまだたくさん出ていますが、中古やリサイクルでも十分です。
寝る前に絵本を何冊も読んだり、アンパンマンやプリキュアの本が好きだったりと、お子さんの興味もあるので押し付けることなく、そっと読み続けて言ってあげるのが習慣になりそうですね。
もちろん、お子さんの成長につれて、必要な本は変わっていきますが、この1日1話の本は、短くてもストーリーが完結するので、いつまででも楽しめる本ですよ。
勧善懲悪を教えるのも、グリム童話がよさそうですし、社会的マナーや平和の尊さを学ぶのも本が良いかな。たくさんの本を読んでもらった経験は、きっと自分で本を読む習慣に結びついていきます。
親子で、本屋さんで一緒に選んでみませんか。

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