他の子は、もうとっくにおむつが取れたのに、家の子だけ取れないそんな風に悩むママは、とても多いと思います。
お友達が、おむつを卒業すると、取り残されそうで焦るママの気持ちは分かるのですが、トイレトレーニングにも個人差があるので子供の様子を観察しながら、ゆっくりと始めて行きましょう。
トイレトレーニングを始める時期
一般的には、早い子供で1歳後半くらい~2歳くらいで始めるのがいいと言われています。
脳が発達して、排泄をコントロールできるようになったら、GOの合図です。
この頃になると、膀胱に尿がたまった感じが分かるようになるので、おしっこの間隔が開くようになってきます。
又、排泄した後、表情が変わったり、もじもじしたりするようになる子もいるので、よく観察していると分かると思います。
大事なのは、子供にどう理解させるか
タイミング良く、膀胱に尿がたまった段階でママがトイレに連れて行った場合、上手におしっこをいてくれる時があると思いますが、これは、偶然だと思った方がいいでしょう。
トイレトレーニングは、その偶然を何回か重ね、子供におしっこをする感覚を記憶させることです。
子供自身が、トイレでおしっこした方が気持ちいいなぁと、何回か感じてくれるようになれば、成功に近づいて行きます。
失敗しても絶対に叱らないで
今からの時期は寒くなるので、おしっこも近くなります。
なので、今トイレトレーニング真っ最中の方は、いつもの間隔より早めにトイレに誘ってみましょう。
一番のチャンスは、朝起きた時です。
でも、一度は成功したのに、子供が嫌がったり、数分トイレ(おまる)で座っていても、出ない時は無理をせずに、次の機会を待ちましょう。
そして、万が一失敗してしまっても絶対に叱らないでくださいね。
トイレトレーニングは、最初うまくいっても、又失敗したりして波があって当然なのです。
私たちも、そうやって、成長して来たのですから。
トイレトレーニングはママ次第でOK
一日のうち何回か、おしっこに成功するようになって来たら、おむつを外してパンツに切り替えます。
しかし、ここからが少し大変で、急にガードがなくなった不安からか、おしっこをもらしてしまう子も多いようです。
当然ですが、失敗したら床が汚れるし、洗濯物も増えるでしょう。
そんなのは全然、平気というママなら、早めにパンツに切り替えるのもありだと思います。
それは、ちょっと・・・という考えのママには、少しお金はかかりますが、市販されているトレーニングパンツなども、おすすめです。
成功のコツとは?
順調に進んでいるように見えても、全然タイミングが合わなくて失敗することも多い、トイレトレーニング。
特に、始めの頃は遊びに夢中になって教えなかったり、寒くてつい、おもらししたり。
でも、それが当たり前なのだという事を、ママが理解することで、大らかな気持ちで接することが出来ます。
大丈夫、小学生になっておむつをしている子などいないのですから・・・焦らないで、ゆっくりと、それが成功の秘訣です。