トイレットトレーニング、略してトイトレ。「トイレが1人でできるようになったら」との願いは、ママ一番の願いでしょうか。オムツをはずすタイミングからおまる、おねしょについてなど、徐々にお子さんがオムツを卒業して、トイレでおしっこやうんちができるようになるアドバイスです。わが家の娘たちの経験とあわせてお話します。ネット上ではさまざまな情報や便利グッズが紹介されていますが、決して短期でできるコツやポイントではありません。経験がすべてですので、トイトレに行き詰っていらっしゃるなら、一度試してみてください。
補助便座よりも、まずおまる。おまるはリビングに
わが家ではトイトレは上の子は1歳半から始めました。通っていた保育園のアドバイスだったのですが、お子さんがオムツを不快に感じるようになしぐさをするとのことで、早速補助便座を買いにいきました。
しかし失敗。まったく関心なし。おトイレで、おしっこ、というのがイメージつかず。なぜなら保育園では「おまる」だったんですね。
おまるは洗うのが面倒だし、なんとなく部屋が不潔に見えたりと、主人が抵抗したのですが、振り切って(笑)購入。でもなかなかうまくいきませんでした。
下の子も生まれて、余計に手がかかる時期。おまるを台所からリビングに移したら、あっという間にできるようになりました。ちょうど2歳半。何回「おしっこいくっ?」と声をかけても首を横に振るばかりでしたが、1人でキッチンにおいてあった、おまるまで行くのがいやだったんですね。
家族の顔が見えて、安心するということもあります。
補助便座 必要な時期は短いので、なくてもOK
さて、購入していた補助便座。実は、上の娘には、ほとんど出番がありませんでした
おまるでのオシッコ、そしてウンチもできるようになりましたが、ママがトイレに行っても、興味なし。4歳、そして5歳にもなるとおまるも小さくなってきますが、トイレで排尿排便のクセをつけさせようと、補助便座をセットしても、やはりおまる。
ママも仕事で疲れていて、おまるのおしっこはそのままだったりと、だんだんイライラしてきましたが、ショッピングモールのお子さん用トイレで、しっかりとおしっこしていますし、もちろん保育園では水洗の洋式トイレ。
そのうち、手が回らなくなると、補助便座なしでもトイレでオシッコしていました。
話を聞くと、補助便座は、少し足を広げないとオシッコできない(女児)でしたから、それが嫌だったとのこと。
気が付かなかったママです。
下の娘のときも、おまるが中心で、補助便座はほとんど使わず仕舞い。短期間の使用ですので、
2歳の夏場がチャンス
上の娘も下の娘も、オムツが完全にはずれてから何度となく失敗しています。
公園で夢中になって遊んでいると、知らない間にちびっていた、ということが多かったですね。
わが家の娘たちは比較的楽にオムツが外れたのかもしれませんが、周囲のママたちに聞くと、2歳の夏がキーポイントのようですね。
夏は薄着ですし、洗濯物もよく乾く。おねしょしても布団の丸洗いで解決します。わが家の場合も、偶然に2人とも夏前のスタートでした。とくに下の娘は、「ちーでた」(おしっこでた)、「ちー」(おしっこしたい)と言葉も1歳半から出ていたので、2歳の誕生日(10月)よりもはるかに早い、1歳7ヶ月からスタート。ママの後追いはしなかったのに、上の娘の後ろを追い掛け回していたので、知らない間におまるに座っていたりする姿もあり、すぐにオムツを卒業しました。
でも、失敗も多く、夏場だったので、パンツや着替えをたくさん持ってお出かけしました。その点でも薄着の夏がお勧めです。
叱らないのが鉄則ですが… オネショは長い目で
オネショの心配、オネショが治らないとの相談が、ネットで山のようにあります。そして育児の本でもコツが書いてあったり、医療機関への受診をすすめるケースもあります。
まず、小学校入学までは、オネショは治らないくらいもの、くらいとあきらめてください。
わが家でも、上の娘も下の娘も、何回かオネショしました。
もういいだろうとパンツで寝ると失敗。失敗に備えてオネショシーツを敷く日は失敗せず、というイラつく繰り返しでしたが、怒ったり叱ったことは1回もありません。
とくに上の娘は神経質で、ツメをかんだり、いつまででもパパに抱っこを求めたりと、ナイーブなこともあり、普段から怒ったことはありません。何よりも、オネショや、トイレの失敗で一番罪悪感を感じているのは本人だと感じていたので、叱らず。
でも、忙しい朝。怒っちゃダメと分かってはいても、一言二言いいたくなりますが、我慢するストレスはありました。
シールや絵本、便利グッズはたくさんあります
トイレットトレーニングのグッズはたくさんあります。むしろ、あふれています、と言った方が良いくらいです。
誘惑に駆られて、わが家でも難点か購入したのですが、妹夫婦にそのまま譲ったものもあります。
シールが流行っていましたから、妹の第1子(男児)は、トイトレに苦労をして、だいぶ怒ってしまったようですが、オマルで成功したらシールを貼るという楽しさを覚えてから失敗がなくなったそうです。第2子(女児)はスタートが遅く、最初から補助便座で、一瞬でオムツがはずせ、グッズを買わなくても
わが家の娘2人、そして妹の子供2人、あまり活用しなかったのは、トレーニングパンツです。
娘たちは夏場だったこともあり、パンツで過ごして、おもらすすると、水洗いして、そのまま洗濯機へ。トレーニングパンツはごわごわして嫌がったのでほとんど使わずじまい。トレパンを見せたら娘が「あんな~ おトイレ行くから」と、逆にオムツが外れていったような気がします(笑)。
あとツールやグッズではないですが、部屋の中で失敗してもよいように、カーペットをはがして、フローリングを復活させたことが、結果として、ハウスダスト対策にもよかったと思っています。
あせらずに、お子さんのプライドも傷つけずにトイトレに挑戦してくださいね。