妊娠中のむくみは、ほとんどの妊婦が経験しますね。
冷えとむくみは、妊婦の大敵。
むくみについて、原因と、解消方法などまとめてみました。
むくみとは?
むくみとは、身体の中の水分が貯留した状態で、痛みを伴わずに腫れてしまうことをいいます。
怪我をした時の腫れとは違い、腫れている部分は水分なので、手で押すと容易に跡が付きます。
むくみは別名を浮腫(ふしゅ)と呼びます。
原因
妊娠すると、体内の血液が増加していきます。
妊娠中は、ママと赤ちゃんの血液や水分を抱えるため、むくみやすいです。
また、
・塩分の過剰摂取。
・つわり等からくる運動不足。
・妊娠にともなう体重増加。
・冷えによる血流の滞り。
なども、原因と考えられます。
むくみがひどいと、妊娠高血圧症候群になる可能性もあるので注意が必要です。
解消法
・寝る時や休息をとる時に、クッションなどを足の下におき、足を高い位置にあげて寝ると効果的です。
・靴下・レッグウォーマーなどで、足を冷やさないようにしましょう。冷えてしまった場合は、足浴がおすすめです。
・リンパマッサージで足の血行を良くすると、むくみ解消につながります。
ただし、子宮の周りや、子宮を刺激するツボは避けて気をつけてマッサージを行いましょう。
解消法<運動>
ウォーキングやヨガなど、身体や足を動かすことで、血流の改善になるのでおすすめです。
しかし、妊娠前と同様の運動はできません。
赤ちゃんがいる事を忘れず、無理せず、体調と相談して、運動することが望ましいです。
解消法<食事に気を付ける>
塩分を控え、カリウムの多い食事を心がけることでむくみ解消が望めます。
リンゴやバナナにカリウムが多いといわれています。
また、利尿作用のあるお茶を飲んだりして、むくみの原因である水分を排出することもできます。