育てやすい子と子育てしにくい子の違いは何なのかについて以下の5つの点を考えていきます。
・いい子、そうじゃない子
・一貫性
・自尊心
・教え諭す
・男女の差
親の教育が子供を子育てしやすくするのかどうかを考えましょう。
いい子、そうじゃない子
「いいこ」というとどんな子を連想しますか?親の言う事を聞く、礼儀正しい、思いやりのある子など思い浮かぶかもしれません。 「そうじゃない子」と聞くと、親の言う事を聞かない、わがまま、暴れるなどが挙げられるかもしれません。
果たして本当に子供が原因なんでしょうか。
一貫性
育児するうえで一番大切なことと言えるのは何だと思いますか。「一貫性」です。 一貫性を持つためのメリットは「親が主導権を握っている事」だと言えます。 育てやすい子の親を見てみると、育児に一貫性が見受けられます。子供は知恵がついてくると親を試すようになります。これは、子供自身が自分に主導権を握らせるかどうか親を試すのです。良く見られる光景としては、物欲しさに大声で泣き叫んでいる子。これは、子供が過去にこの手を使って親を動かしたことがあるという実績の現れです。 “三つ子の魂百まで”と言いますがまさにその通りです。小さい頃から子供に「我慢をさせる」ことを教え込んでいるならば、そして親が子供のわがままに付き合わずにしているならば、子供はちゃんと学び親を困らせる事はしません。
自尊心
自尊心とは「自分の人格を大切にする気持ち」であり、子供の自尊心を育てる事により、自分を大切にすることや、自分が大切にされ愛されているのが分かれば他の人にも同じく優しくすることも出来ます。
教え諭す
子供が良くないことをした時につい感情的になり怒鳴ってしまったりしま感情剥き出しの注意は子供にとって逆効果。怒っている声や表情を見て怖くて泣いたり、顔をそむけたりしてしまい、子供の心に恐怖心を植え付けてしまうだけで 。子供の感情を害することなく優しく教え諭す事が大切です。「考えさせる」ことは子供の脳を刺激し、識別力を鍛えるのにとても良い手法です。 失敗しても優しい気持ちで、子供を苛立たせずにスムーズに教えることが出来ます。
男女の差
物を扱う時に男女の差はいくらか見られますが、子供に一貫性のある育児をしているかが大きなポイントです。 親が子供に見せている姿勢をみて子供は真似をしますから、親が礼儀正しくしていれば見ている子供も必然と同じことをします。親が他の人に優しくしていれば真似をします。
いかがでしたか。育てやすい子にするもしないも親の訓練次第で変わります。
小さい頃の教えは年老いても忘れません。良い事を教えていきたいですね。