1歳半ごろから、子供は積み木をいくつか積めるようになります。それが、2歳代になると、家や公園を作ったり、3歳代になるとお城を作ったりと、どんどん複雑なものを作るようになってきます。乳幼児健診でも、積み木を使ってどれくらい遊べるかをチェックする自治体が多いようです。今回は、もっともポピュラーなおもちゃのうちのひとつである、積み木遊びについてお話します。
子供と一緒に、積み木遊びをしよう! 積み木遊びの効果について
1歳半ごろから、子供は積み木をいくつか積めるようになります。それが、2歳代になると、家や公園を作ったり、3歳代になるとお城を作ったりと、どんどん複雑なものを作るようになってきます。乳幼児健診でも、積み木を使ってどれくらい遊べるかをチェックする自治体が多いようです。今回は、もっともポピュラーなおもちゃのうちのひとつである、積み木遊びについてお話します。
手先の器用さやバランス感覚を養う
積み木を積み上げるとき、重心が真ん中にいかないと、簡単に倒れてしまいます。まっしかくの積み木の端と端を合わせて積み上げるなど、手先の器用さや、バランス感覚、繊細さを身につけることが出来るでしょう。そして、2歳、3歳と複雑なものを作るようになると、更に高度な器用さやバランス感覚が身につきます。
模倣する力を養います
2歳前後になると、親が先に、積み木を車や電車や建物に見立てて、走らせたり、電車を鉄橋に見立てたものの中をくぐらせたりして遊んでみせてやると、同じように積み木のパーツをもって「ブッブー」と言いながら走らせるようになります。これが模倣遊びです。真似する力が身についてくると、今度は自分で考えて、町を作ったり、公園を作ったりするようになります。親が遊びをリードしてあげられるといいですね。
想像力を養います
2歳半前後になってくると、積み木で建物や町を作り、棚に並べてあった人形をお客様に見立て、また、パンや果物のおもちゃを並べてお店屋さんにして、ごっこ遊びをしたりするようになります。3歳ごろになると、巨大なお城を作るようにもなります。複数のおもちゃを組み合わせることによって、遊びの幅がぐんと広がるでしょう。親も、子供の遊びの中に入りこんで、一緒に遊びましょう。コミュニケーション能力も伸びていくことでしょう。
まとめ
子供は、楽しい遊びを通して、手先の器用さや想像力、バランス感覚、コミュニケーション能力をどんどん伸ばして行くものです。親も参加して、楽しい雰囲気で遊ぶと、よりたくさんのことを学びとることが出来るので、お母さんやお父さんも、ぜひぜひ一緒になって遊んであげてください。お子さんはきっと大喜びです。積み木遊びは自由度が高く、空間や図形の認識能力も身につくことでしょう。同じ型の積み木を立てて並べてドミノ遊びをするのもいいかもしれませんね。