1歳から2歳児の言葉の言い間違いはどうやって直してあげたらよいでしょうか

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はじめは「わんわん」や「ニャー」などしか話せなかった子供が、2歳を過ぎると「いぬ」「ねこ」と言えるようになっていきます。「いちご」のことを「ちかご」と言うような言葉の言い間違いも出てきます。もし、小さなお子さんが間違った言い方をしていたら、どうやって直したらよいでしょうか。



1歳から2歳児の言葉の言い間違いはどうやって直してあげたらよいでしょうか

はじめは「わんわん」や「ニャー」などしか話せなかった子供が、2歳を過ぎると「いぬ」「ねこ」と言えるようになっていきます。「いちご」のことを「ちかご」と言うような言葉の言い間違いも出てきます。もし、小さなお子さんが間違った言い方をしていたら、どうやって直したらよいでしょうか。

間違いに対してまっこうから否定しないでください

「違うよ」「間違っているよ」「いちごでしょう」などと、否定しないでください。もし、あなたが気持ちよく歌を歌っているときに、「発声の仕方が違う」「基本がなってない」とくどくどねちねちお母さんに言われたらどう思うでしょうか? 二度と歌なんか歌いたくないと思うことでしょう。それは小さな子供でも同じです。多少、言葉の言い間違いがあったとしても、まず、言葉が出て来たことを喜んであげてください。そして、子供がいちごのことを「ちかご」と言っていたら、「そうね、いちごね」と言ってあげてください。

単語だけを教え込もうとしないでください

いちごのことを「ちかご」と言い間違える小さな子供がいた場合、「そうね、いちごね。赤くてすっぱいね」「いちご、小さいね」と、いちごのイメージを膨らませるような声掛けをしてあげてください。きっとお子さんは、ひとつの言葉から、いろいろな概念を覚えていくことでしょう。

絵本を使って無理やり教え込もうとしないでください

お子さんが、自分から絵本を読みたがっているなら、存分に読んであげてください。しかし、子供が絵本を読みたがらないのに無理やり大人が読み聞かせようとしているなら、やめたほうがいいかもしれません。たいていのお子さんは絵本を読んでもらうのが好きですが、自分から絵本を読みたがっているときにたくさん読んであげてください。小さな子供はおままごとセットやぬいぐるみを使ってのやり取り遊びも大好きです。小さな食べ物のおもちゃを使って「ママはおにぎりが食べたいな。おにぎりください」「わぁ、ありがとう!」
とやり取りを楽しむのも、子供のコミュニケーション能力を高めるのに役立つことでしょう。

体を使った遊びもぞんぶんにさせてあげてください

体を動かすことによって、脳が活性化することが、最近の研究でわかってきています。ボールを使った遊びは、他人との相互的なやりとりの仕方を身につけるのに役立つことでしょう。また、おにごっこやかくれんぼ、砂遊びや、水遊びなども、子供たちは大好きです。
言葉を教え込むことだけにこだわるのではなく、子供の好きないろんな遊びを言葉の発達につなげるような工夫が必要だと言えるでしょう。

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