「自分でやる!」は子供の自立の第一歩

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2歳を過ぎたころから、子供は何でも自分でやりたがるようになります。

食事も、お着替えも、自分でやりたいと言い出したら自立の第一歩です。

ママとしては、大きな心で見守りたい気持ちもあるのですが、散らかしたり時間がかかったりして、ついついお手伝いしてしまいがちになっているのが現実なのではないでしょうか?



遊び食べについて

自分で食べる!と言っても、食べることに集中せずに、テレビをみたり、椅子から立って他のお場所に移動したりする遊び食べが、目立つようになります。

ここでイライラして叱ったり、追い駆けてお口の中に食べ物を突っ込んだりしても、子供の遊び食べは直らないどころか益々、ひどくなる可能性もあります。
(遊んでいてもママが最後には食べさせてくれると思ってしまうから。)
なので、そういう時はさっさとお皿を片づけてしまいましょう。

本当にお腹が空いていたら、遊び食べはしないはずです。

偏食について

家の子は、あまり食欲がなくて・・・と心配するママも多いと思います。
小食だからと言って、おやつ以外の時間にお菓子を食べさせたり、水の代わりにジュースを与えたりしていないでしょうか?

食事はきちんとした、リズムが基礎になっているので、食事や決まったおやつの時間以外に食べ物やジュースをあげてしまうと、次の食事も又、遊び食べになってしまいます。

洋服やパジャマも一人で脱ぎ着したがる

自分でやりたいと言い出したら、ママの時間の許す範囲の中で出来るだけ見守りながら、一人でやらせてみましょう。
はじめからうまく出来る子はいません。

最初は、時間ばかりかかって、イライラしてしまうかもしれないですが、手を貸したい気持ちをぐっと抑えて、見守ることに成功したママは、子供の自立の芽を、上手に育てていけると思います。

子供は毎日、気分次第

昨日は自分でやると言ったのに、今日になったらママ着せて~と甘えて来るような
そんな不安定な時期が子供にはあります。

男の子なら、せっかく着せてあげたのに、ちょっと目を離したスキに又脱いでしまったりして、ママを怒らせてしまうかもしれません。
そういう場合には、決して叱ったりせずに「着るときはママに言ってね」と言って、ママはママの用事を済ませてしまいましょう。
子供は、ママを困らせたいのではありません。
ただ構ってほしいだけなのです。

そこを上手に理解して、優しい心で子供と向き合っていきたいですね。

一人で出来たら、大げさなくらいほめてあげよう

例えば、食事をしてる時に、食べ散らかしても、パジャマを着た時、ボタンをかけ間違えていたとしても、、靴下を反対に穿いてしまっても、とにかく一人で出来たら、まずはほめてあげましょう。
それから、間違いを正してあげればいいと思います。

子供には、一人で何でもかんでもやりたがる時期が必ずあります。

食事中はマットを引いたりエプロンなどをして衣服が汚れない工夫をしたり、パンツなども前後が分かりやすいように、しるしをつけたり、子どもが着やすい洋服を選ぶことも大切です。

いつまでも親が手伝っていたら、子供の自立は遅れてしまいます。

ママにもママの事情があるとは思うのですが、時間が許す限り子供が自分でやりたいと言う意欲を育ててあげられるように、見守ることができたらいいですね。

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