ママが気になる乳幼児の歯磨きケア いつから始める?なぜ大事??

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赤ちゃんにかわいらしい歯が生え始めると、気になるのはやっぱり虫歯のこと。

虫歯にならないか心配・・・でもいつからケアをはじめたらいいの?

歯磨きの大事さはわかっていても、ついつい後回しにしがちな乳幼児のお口ケア。

その大切さ、ちょっとしたポイントをご紹介します。



なぜ乳歯が大切?歯みがきをしないとどうなるの?

赤ちゃんの乳歯は生後10ヶ月ごろから生えはじめ、2歳半ごろには20本の乳歯列が完成します。そして14歳ごろまでにすべてが永久歯に生え替わります。
「どうせ生えかわるのだから・・・」とお口のケアや虫歯になってしまった歯の治療をおろそかにしていると、大変!! 乳歯の虫歯は永久歯の歯ならびを悪くする原因となるだけでなく、大人になってからの健康にも悪影響を及ぼす危険があるからです。

知っておきたい乳歯の役割、いろいろあります

乳歯には食べ物をかむ役割のほかに、後から生えてくる永久歯のための場所を確保しておくという大切な役割もあります。もし乳歯が虫歯などで早く抜けてしまったら、時期がきて生えてきた永久歯の本来あるべき「空席」がまわりの歯におしくらまんじゅうされて狭くなったりなくなっていたりします。その結果、生えてきた歯がななめになったりずれた場所から生えてきたりと、永久歯が生えそろったときの歯並びが悪くなってしまうのです。歯並びが悪いと上下のかみ合わせがうまくいかず、食べ物をしっかりかめないため消化器系の病気などのリスクが高まります。また、かむ力が弱くあごの発達にも影響してきます。乱れた歯並びには段差が多いため食べかすが溜まりやすくさらなる虫歯や歯周病の原因にもなります。

乳幼児の歯みがき 知っておくべきポイントは?

このようなことにならないためには、やはり乳幼児期からの歯磨きケアが大切ですよね。そうは言ってもいつから始めるのがよいか、どうやってケアしたらいいのか悩むものです。
ここで、その歯みがきケアの知っておくべきポイントと習慣として続けるコツを簡単にご紹介します。まずは楽な気持ちで始めてみましょう!
①赤ちゃんの歯みがきは下の前歯が2本生えたら始める
②柔らかめの歯ブラシでジェルタイプの歯磨き粉を選ぶ
③ゴシゴシと強く磨かない
④ママのお口を清潔に保つ

ポイントをおさえて虫歯を予防しましょう

①赤ちゃんの歯みがきは下の前歯が2本生えたら始めましょう。
この時期はまだ間食もなく唾液の自浄作用で清潔に保てるので、しっかり磨くことよりこの頃から徐々に歯みがきに慣れてもらうことが目的です。歯ブラシをお口に入れることに慣れるようママがリラックスして楽しい雰囲気づくりに心がけましょう。
②柔らかめの歯ブラシでジェルタイプの歯みがき粉を選びましょう。
歯ブラシは乳幼児の月齢・年齢に合った柔らかめのもの、歯みがき粉は誤飲しても安全なように発泡剤、研磨剤の入っていない赤ちゃん・小児用のジェルタイプのものを使いましょう。虫歯予防のフッ素が配合されているものがおススメです。お口のすすぎができないうちはガーゼなどで軽く拭きとってあげてください。慣れないうちは歯みがき粉なしで歯ブラシのみで行ってもいいですし、できないときは無理をせず、ガーゼなどで軽く拭き取るだけでも十分です。大人用の歯みがき粉はぜったいに使用しないでください。
③ゴシゴシと強く磨かないようにしましょう。
歯ブラシは鉛筆を持つように軽く握ります。優しすぎるくらいの力で磨くだけでも充分に汚れは落ちて行きますので、お子さんが痛い思いをすることがないようスキンシップをはかりながら楽しんで歯みがきの習慣をつけていきましょう。歯ブラシは毛先の弾力がなくなったら1ヶ月を目安に取り替えましょう。
④ママのお口を清潔に保つ。
普段からママのお口ケアをこまめにして口内環境を清潔にしておきましょう。ミュータンス菌は親からうつるもの。ですがママのお口がキレイだとお子様も虫歯になりにくいものですよ♪

⑤ 歯科検診デビューは1歳半ごろに!

毎日の歯磨きが大事とはわかっていても、赤ちゃんの時にはおっぱいを飲んで寝てしまったり、幼児期にはごはんやおやつの後にすぐ寝たりと、なかなか規則正しくとは難しいのが現実です。そんなときはあきらめてみるのもありかも。その代わり、何日か歯磨きができなくても思い出したときには「歯磨きしよ♪」と声かけをする。夜寝てしまったら、朝食の後に磨く。だらだらおやつはやめて、食後にお茶を飲ませる習慣をつける。などなど、ちょっとした心がけで虫歯になりにくくすることができます。
それでもちゃんと磨けているか、虫歯になっていないか心配・・・というママには1歳半を過ぎたら歯科医院を受診してみるのも不安を解消する方法です。将来的な不安を減らす為に定期的なフッ素塗布や着色の除去、ミュータンス菌の検査など予防を行ってくれます。
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が薄く軟らかいので虫歯は早く進行します。幼いうちは神経が未発達なため歯の痛みも感じにくいもの。毎日の習慣と予防がなにより大切ですね!

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