子供にはいい音楽を聴かせたい!とお思いの親御さんも多いはず。
特に「クラシック」は情緒を安定させ、楽器に対する「耳」を育てる効力があるとも言われますね。
ですが子連れで行けるクラシックコンサートはごくごくわずか。
ホールで、一流のプレイヤーによる生の音楽を聴かせたい!という方にオススメしたいのが「ズーラシアンブラス」。
親子で楽しめるクラシック、ということで全国にファンがたくさんいるんです。
今回はその「ズーラシアンブラス」についてご紹介します!
ズーラシアンブラスって?
横浜にある『よこはま動物園 ズーラシア』。
そのズーラシアの人気のマスコットキャラが「ズーラシアンブラス」です。
指揮者のオカピを初めとした様々な動物が集まった本格的な吹奏楽団。
メンバーは金管楽器のプレイヤーが中心です。
そこにバイオリンやフルート、ピアノ、クラリネット、サックスなどを演奏する「仲間たち」が加わって時に大きな管弦楽団を結成することもあります。
http://www.superkids.co.jp/z-brass/
「音楽の絵本」って?
子供が小説などの文学作品に親しむ入り口として「絵本」を楽しむように、音楽(特にクラシック)にもそういった「入り口」が欲しいという考えから生まれた企画です。
クラシックというと何となく高尚な、一部の音楽好きの人のたしなみのようなイメージもあるかもしれませんが、実際はそんな事ありません。
年齢問わず様々な楽器の「音」と「メロディ」を楽しめるのがクラシックのいいところ。
ズーラシアンブラスは「音楽の絵本」コンサートを通じて、小さい子供にも音楽に親しんでもらおうと全国で日々活動しています。
曲目も童謡やキッズソングを初めとして、よく耳にする有名なクラシック曲や「ジブリ」「アナ雪」など映画の主題歌、時には演歌をかっこよくアレンジした曲など、世代を超えて楽しめるラインナップですよ。
http://www.superkids.co.jp/ehon/what_oe.html
メンバーはレアな動物ばかり!
「ズーラシアンブラス」とその仲間たちは皆「動物」のかぶりものをしています。
その動物、よく見るとなかなかレアなものばかり!
指揮者はオカピ、トランペットは「インドライオン&ドゥクラングール」、トロンボーンは「スマトラトラ」、ホルンは「マレーバク」など、動物園でもなかなか見かけない動物がいっぱい。
その一方で、バイオリンなどの弦楽器担当は「うさぎ」、サックス担当は「キツネ」、クラリネットは「ネコ」など、普段なじみのある動物も所属しています。
コンサートなどの売店ではこのマスコット達のぬいぐるみやグッズもあって子供たちに大人気ですよ。
音楽を楽しみながら動物知識も増えて一石二鳥ですね。
全国公演もたくさん!
じゃあ、どこで彼らの演奏を聴けるの?という方。
都内近郊の方なら「よこはま動物園 ズーラシア」に行くのが手っ取り早いです。
だいたい月に1,2回「ズーラシア」でのコンサートが開催されています。
そして彼らの「音楽の絵本」コンサートはほぼ毎週末全国のどこかで開催!
関東以外に住んでいても、必ず自分の住んでいる都道府県内で公演する確率が高いんです。
気になる方はぜひ彼らのHPで公演予定をチェックしてみて下さいね。
チケット販売が始まると結構すぐに席が埋まってしまうので、どうしても行きたい方は発売初日に買う事をオススメします。
3歳以下のお子さんは保護者の膝の上で鑑賞するのであれば無料なのも嬉しいですね。
とにかく笑える!楽しいステージ!
動物のマスコット達が子供向けの曲を含めた演奏をするとはいえ、子供には退屈じゃないかな?と心配になる方もいらっしゃるはず。
ですが彼らのステージはそんな心配ご無用!
まず圧倒的に子供連れが多いので、ぐずってもお互い様という気持ちで観に行けます。
公演にもよりますが、だいたい前半後半トータルで1時間半。
間に10分程度の休憩時間が挟まります。
そして、曲と曲の合間や曲の最中にもたまに面白い小ネタやドッキリ、漫才(?)が仕込まれています。
子供は予想外のどっきり・面白ネタが大好き。
小ネタで子供の心を掴んだあとは、一流の演奏家による素晴らしい旋律を聴かせてくれます。
気が付けば「え?もう最後の曲なの?」と名残惜しくなりますよ。
また、動物たちには「性格・キャラ」が設定されているので、それを踏まえて鑑賞にいくと更に楽しめますよ。
Facebookをフォローすると、公演前後の彼らの様子が見られるのでオススメです。
いかがでしたか?
クラシックに興味ある人もない人も、ぜひ1度は足を運んでほしい「ズーラシアンブラス」。
CDも発売されているので、まずは手に取ってみるのもいいですね。
きっと、お子さんも全身で音楽を楽しんでくれますよ。