小さなお子さんが遊ぶおもちゃは、なるべく安全な材料で出来たものを与えてあげたいと思いますよね。
おもちゃの中でも粘土は皮膚にかなり密着した状態で遊ぶもの。
お子さんの肌に安心な、食べ物が原料のユニークな粘土をご紹介します!
●かんてん粘土
「あそびと教育」のボーネルンド社の「かんてんネンドstudio」
こちらの粘土の主原料は寒天なので子どもの敏感な肌にも優しく、また万が一口に入れてしまった場合のことも考えて作られています。
防腐剤・防カビ剤は使用せず、代わりに「にがり」を使用しているので口にしても苦いので飲み込んでしまう心配もありません。
ぷるぷるっとした質感の粘土は、こねていけば伸びがよくなります。
乾きにくいという点も優れた特徴となっています。
赤・白・ピンク・オレンジなどカラー別に単体で販売されているものと、白・赤・黄・青の4色がセットになったものがあります。
http://www.bornelund.co.jp/ec/list.php?category2=08007
●米の粘土
株式会社トーヨーの「こめっこねんど」
こちらの主原料は米粉。
小麦粉で作られた粘土も聞きますが、小麦はアレルギーを誘発しやすい7大アレルゲンのひとつ。
米粉ならアレルギーの心配もなく子どもに遊ばせることができますね。
6色入りセット、9色入りセット、「アイスクリーム屋さん」などのセットがあり、可愛い型なども付属しています。
http://www.kidstoyo.co.jp/item2903/
●とうもろこしの粘土
「100%自然素材主義」がコンセプト、イージェイ株式会社の「エコつく」
こちらは一般的な粘土のようにこねたり丸めたり伸ばしたりするタイプではないようですね。
主原料はとうもろこし。
遊び方は、本品同士の繋ぎ合わせたい部分を水で湿らせてくっつけるだけ。
手もお部屋も汚れにくくていいですね。
とうもろこしを原料としているので可燃物として処理できます。
着色料は食品添加物使用で人と地球に優しい粘土といえますね。
●野菜・果物粘土
ポートランドのエコ&ナチュラル・ブランド、エコキッズの「エコ・ドゥ」
アメリカのおばあちゃんの手作りレシピを孫たちが復刻して、野菜とフルーツと植物のみでつくった粘土なんだそうです。
ネット通販サイトでは{小麦粘土}と表記されていることが多いのですが、どうやら使用されているのは小麦粉ではなく米粉のようです。
天然のエッセンシャルオイル配合で、ほんのりアロマが香ります。
少し乾燥してきても、オリーブオイルをたらせばまた復活します。
●幻の夢の粘土
いくら注意をしても粘土遊び中に粘土を食べることをやめない姉妹。
そこで、食べても大丈夫な粘土があれば・・・と父親も加わり食べられる粘土を作ることに。
そこにドイツの大手食品メーカーが加わり開発製品化された「ヤミードー」。
出来上がった作品をトースターで焼けばクッキーに!!
ただ残念ながら、今国内では入手できないようです。
「食べれる粘土」は憧れだけの存在になってしまいましたが、食品でできた粘土で「まるで本当の食べ物みたいね」と思えるような作品をお子さんと一緒に作るのも十分楽しいですよね^^