多くのママが一度は悩んでしまう、赤ちゃんの便秘問題。
赤ちゃんは1～2日うんちが出なくても問題はありません。
ですが3日以上出なかったり、苦しそうにしていたら、早急に対策を考えなくてはなりません。
比較的効果の高い便秘解消法をご紹介します。
のの字マッサージ
おそらく便秘対策でもっとも有名なマッサージですね。
赤ちゃんのお腹、おへその周りを『の』の字を書くように優しくなでてあげましょう。
指先ではなく手のひら全体で、ゆっくり大きくなでてあげるのがポイントです。
必ず時計回りになでてくださいね。
このマッサージは簡単なのにとっても効果がありますよ。
お腹が張っているなと思ったら試してみてください。
足を自転車をこぐように動かす
足を大きく動かすのも、便秘の解消に効果があります。
とは言っても赤ちゃんが自分で足を大きく動かすのは難しいので、大人が手伝ってあげましょう。
赤ちゃんの両足を持ち、自転車をこぐような感じで足を交互に動かします。
これも簡単な割に便秘解消効果が高いです。
スキンシップの一環のつもりで、楽しく足を動かしてあげてください。
おむつ替えのたびにやってあげるといいですよ。
綿棒浣腸
マッサージをしてもなかなか出ない…という場合は、ちょっと刺激を強くしてみましょう。
大人用の綿棒と、ベビーオイルやワセリンなど潤滑剤になるものを用意します。
綿棒の先端を少しほぐしてやわらかくし、ベビーオイルをたっぷり含ませて赤ちゃんの肛門に挿入します。
この時、強く入れるのはＮＧです！
やさしく円を描くように入れて、綿棒の頭の部分が入れば充分です。
しばらくくるくると回しながらマッサージしてみてください。
即効性があるので、綿棒を抜いた途端にうんちが出るかもしれません。
汚れてもいいように、赤ちゃんのお尻の下に新聞紙などを敷いて行ってくださいね。
マルツエキス
大人が便秘に悩まされている時は薬を飲むことがありますね。
赤ちゃん用の便秘薬も市販されています。
それがマルツエキスです。
麦芽糖のゆるやかな発酵作用で、赤ちゃんの排便をうながしてくれます。
効果がおだやかな薬なので赤ちゃんの体にも負担がかかりにくいです。
くれぐれも用法・容量はお守りくださいね。
小児科へ行く
マッサージしてもダメ、綿棒浣腸は怖いし…もうどうしたらいいの！？となったら、小児科へ行きましょう。
たかが便秘と考えて長いこと家で様子見をしていると、重症化してしまうこともあります。
1～2日出ないくらいなら心配はありませんが、3日以上出なかったら受診を考えてください。
小児科に行けば、マッサージ方法や対策などを教えてもらえることもあります。
不安を取り除くためにも、遠慮なく小児科へかかってくださいね。
