パン好きな女性は多いもの。そんなママは、子育ての読み聞かせ用の絵本を選ぶ時に、「パンについて書かれたもの」にしてみるのはどうでしょうか。
ママが好きなパンの絵本は、きっと子供も大好きになってくれるはず。そして、子供もきっとパン好きになってくれるはずです。
パン好きな子供に育てたいのなら、パンが描かれた本を一緒に楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
『ぱんだいすき』 征矢清
『ぱんだいすき』は、児童書の編集に携わる征矢清(そやきよし)さんの本。
あらすじはすごく単純です。パン屋さんに行ってパンを選んで、買ってきて家で食べるというもの。
この本は画力が高く、味のあるパンの絵に親も「おいしそう」と思えるパンばかり。絵本を読むと、これもあれも食べたいと思ってしまいます。
『からすのパンやさん』 かこさとし
小さいころに読んだ親世代も多いはずなのが『からすのパンやさん』。もしかすると、おばあちゃん・おじいちゃん世代から読み継がれているかもしれません。
かこさとしさんの絵本で、サッカーボールパン、ゆきだるまパン、くりパンなど本の中に出てくる色々な形をしたパンは、パン屋さんに売っていないけれど食べてみたいと憧れていた人も多いはず。
自分が読んで面白かった本は、子供もきっと面白く、親から子供に受け継がれていく絵本です。現在は、「いずみがもり」のカラスの子供4匹が大人になった絵本、「からすのおかしやさん」、「からすのやおやさん」など4冊の絵本が出版されています。
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『のらねこぐんだんパンこうじょう』 工藤ノリコ
今は有名になったノラネコぐんだんシリーズ。こどもMOEの付録として描かれてヒットしたのが『のらねこぐんだんパンこうじょう』でシリーズの最初となった作品でもあります。
ワンワンちゃんのおいしそうなパンが気になって、夜中にこっそりパン工場に忍びこんでノラネコぐんだんがパンを作るストーリー。工場は爆発しておおさわぎに。
ワンワンちゃんのパンやさんに並ぶパンがおいしそうと評判です。忍び込むときのほっかむりをはじめとして、ノラネコぐんだんのふてぶてしい感じがかわいく見えてしまう絵本です。
『パンぱくぱく』 ふくざわゆみこ
色々なパンがでてきます。バターを塗った食パンに、ウインナーのパン、サンドイッチも!
最後にはおいしそうな大きいパンダのパンまでできあがって……。
おいしそうなパンが描かれているので、同じようにこんがりトーストをしたパンにバターをつけて食べたくなってしまうはず。
『やさいもぐもぐ』や『くだものあーん』を代表作にもつ、ふくざわゆみこさんの作品です。
『ぽんちんぱん』 柿木原政弘
福音館書店の「0、1、2えほん」なのでカバーなし、厚紙でできていて本のページを破られる心配がないシリーズです。そのため0歳からの読み聞かせにも使えるのが『ぽんちんぱん』。
リズムをつけて「ぽんちんぱん」と歌えば、言葉がまだよくわからない赤ちゃんの頃からパンに親しんでもらえます。写真と文字を組み合わせた絵本で、リアリティのあるパンは本当においしそうです。
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