教育に使える2歳児からの「ノンタンシリーズ」【ベスト5を勝手にランキング】

4,281 views

ノンタンは、子育て中のママが小さい頃に読んでもらった記憶もあるかもしれません。

著者は、自分が子育てしてみて、このノンタンシリーズが教育的な内容としてもとても”使える”ことに気づいて、読み聞かせしています。

白い猫のノンタン、私が個人的におすすめしたいベスト5をランキングにしてお届けします。

優しい心を育てるためにも、ノンタンシリーズ、おすすめです。



1位:ぶらんこのせて

ノンタンあそぼうよシリーズの人気作「ぶらんこのせて」。

ブランコで遊んでいるノンタンに、おともだちのうさぎさん、たぬきさんたちが集まってきます。
「ノンタン、ノンタン、ぶらんこのせて」と言われても「だめだめ、まだぼく、ちょっぴりしかのってないんだもん。」とノンタンは断ります。みんなが「のせて」といっても断りつづけて、みんなが怒ってしまい、10まで数えてもらうことに。10を数えられないノンタンのかわりに、みんなで10を数えてあげます。

【ここがおすすめ♡】

公園でのおきにいりの遊具も、おともだちが遊びたいと思っているかもしれない。おともだちが「遊びたい、のせて、かして」といったら10まで数えてじゅんばんで遊ぶルールと教えることができます。

1から10まで数える練習にもなります。

2位:ぱっぱらぱなし

「ぱっぱらぱなし」は、ノンタンが遊んだあと、ちらかしっぱなしにしていることをいましめる絵本。

ノンタンのおうちの中だけでなくて、おともだちのうさぎさんの家でも、くまさんの家でもちらかしっぱなし。さいごには、ぱっぱらぱなっしの「かみくず」や「ごみくず」があつまってきて、ノンタンだいすき!って。

最後はノンタンがおそうじしてすっきり。

【ここがおすすめ♡】

ぱっぱらぱなしにしている本人は気づかないけれど、まわりのお友達のうさぎさん、くまさんたちが迷惑そう。児童館に遊びに行った時も、遊んだあとは、ちゃんとおかたづけしないと、お友達が迷惑のはず。親がおかたづけするのではなくて、子供本人がかたづける重要性を教えることができます。

「かたづけるとすっきりいいきもち!ノンタンもおかたづけできたから、一緒にかたづけよう!」と誘うこともできます。

3位:おしっこしーしー

「おしっこしーしー」はみんなが上手にトイレをしている音。

ぶたさんも、たぬきさんも、くまさんも、うさぎさんも、みんながしーしーしています。ノンタンはおもらししてしまって……。
でも、大丈夫。しっぱいした後は、ノンタンもちゃんとおまるでしーしーできています。

【ここがおすすめ♡】

トイレトレーニングの絵本としておすすめです。

トイレの補助便座に行くのを嫌がる子だったので、この本を読ませて、おまるでならしーしーしてくれるか聞きました。

「ノンタンもおまるでしーしーできたから、できるかな?」と言うと、がんばってトイレをしようと努力してくれます。

4位:はっくしょん

ノンタンがかぜをひいてしまうのが「はっくしょん」の絵本。

くませんせいのところにいって「ごほんごほんをなおして」とお願いします。ねつをはかって、むねとせなかを、もしもし。「くすりをのんでねたらなおりますよ」と言われて、ちゃんとくすりをのんで、たくさんたくさんねます。

おきたらすっかり元気になるノンタン!かぜがなおってよかったね。

【ここがおすすめ♡】

かぜをひいたときは、ちゃんと病院に行って、診察をしてもらって、くすりも飲んで、しっかり眠るノンタン。そのおかげで、翌朝にはすっかりなおっています。

病院に行きたくないとすねる子、くすりをいやがる子、なかなか眠らない子に「ノンタンはできてるよ」と教え諭すことができます。早くかぜを治すためには、ちゃんと病院に行くことが重要なのだと思わせることができます。

5位:ノンタンおたのしみブック

「ノンタンおたのしみブック」は絵本ではなくて、見開きページに、「間違いさがし」や「クイズ」、「めいろ」などがある知育絵本。読み聞かせとは違うかもしれませんが、なんども遊ぶことができるので、おでかけの時間つぶしにもぴったりです。

【ここがおすすめ♡】

知育絵本なので、小さい頃からずっと楽しむことができます。
クイズやめいろは、最初はできなかった子も、次第に理解していき、同じような問題を解くことができるようになるのも魅力♡

3、4歳からが対象ですが、親と一緒なら2歳児からでも。
おともだちと一緒にクイズを解いたりするのも楽しいはずです。

こんな記事も読まれています