昔と今の子育て事情。こんなに違うの??

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子育てをしていると、実母や姑からアドバイスを受ける事があると思いますが、それは違う!と思う事も。

それには今と昔の育児方法が違っていたからなんです。

時代とともに環境の変化や、新しい解釈で育児法も変わってきているのです。



母乳

昭和40年代の頃は、母乳よりも赤ちゃん用の粉ミルクの方が栄養価が高いとして、
母乳をやめ粉ミルクで育てる方が多くいたそうです。
今では母乳育児が推進されており、公共機関や産婦人科などでも、母乳育児をするよう指導が行われている所も多いようです。
現代のママは母乳で育てたいと、強く意識している方も多いようです。
しかし、そういった時代の違いから、赤ちゃんが泣いていると母乳が足りないのではないかと、ミルクを飲ませるようにアドバイスを受ける事があります。
年配の方からすれば良かれと思って言った一言が、完全母乳を目指すママにとっては、負担に思うケースも。

抱っこ

赤ちゃんが泣くと抱っこをしますが、昔は抱き癖がつくからといって、泣かせたままにしていたことが多かったそうです。
現代ではママと赤ちゃんのスキンシップが何よりも重要とされており、赤ちゃんが泣けば抱っこする事が当たり前になっています。
ママと赤ちゃんが触れ合う事で、赤ちゃんの情緒が安定していきます。
精神的な癒しや安らぎを感じることは、赤ちゃんの心と体の発育にとっていい影響を与えるという事が常識になり、抱き癖など気にしせずに抱っこするのが当たり前になっています。

日光浴

昔は子供は外で遊ぶのが当たり前で、夏には真っ黒に焼けた子を多く見かけました。
赤ちゃんの生活に日光浴を推進している物も、多く存在していたそうです。
しかし今は過度の日光浴は避けるべき事とされています。
それは昔との環境の違いが大きくあるようです。今は紫外線の影響もあり、直射日光をなるべく当たらないように薦める育児書も多くなっています。
気温も昔に比べてだいぶ上昇しており、熱中症問題もあるので一概に日光浴がいいとは、言えなくなっているのが現状です。

オムツ外れ

昔は布オムツだった事もあり、赤ちゃんのオムツ外れもだいぶ早かったようです。
またオムツが外れるという定義も昔の方が甘かったこともあり、
オムツを履いている子を見ると、まだとれないのか?とオムツ外れを勧められることも。
しかし、今はママと赤ちゃんのタイミングのいい時にはずすというのが主流になっているので、子供に合わせてオムツはずしを進めている方が多いようです。

体のケア

昔はオムツかぶれやあせもなどの症状が出た時に、ベビーパウダーを用いる方が多かったようです。
しかし今は、湿った肌にベビーパウダーを使うと汗腺を塞いでしまうという事がいわれており、昔ほど使われなくなっています。
もちろんベビーパウダーも進化しており、今では汗腺を塞がないパウダー粒子の細かいモノも出ていますが、今は病院で薬をもらうママの方が多いようです。

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