ファーストブックに保育士がオススメする赤ちゃん本5選

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生まれてから半年。おっぱいやミルクを飲んですくすく大きくなってきました。ママやパパと目があうとにっこり微笑んだり、動くものを目で追いかけていったり。首もすわり、もう少ししたらベビージムで遊べるようになりますよ。0歳児の赤ちゃんの成長は本当に早く、月齢でまったく違った表情を見せてくれます。そんな6ヶ月を過ぎたら、お遊びをかねて少しずつ本に親しんでいったらいかがでしょうか。かわいい絵に、子どもは釘付けになり、お気に入りの1冊ができると、赤ちゃんは安心します。そして言葉には出せませんが「読んで」「ちょうだい」と赤ちゃんは要求するようになります。プレゼントにも最適! 保育園で働いていた経験から、この5冊をお薦めします。



がたんごとんがたんごとん

タイトル通り、ガタンゴトンと汽車が進んでいくだけの単純な本ですが、「のせてくださーい」と、どんどん仲間が増えていくのが楽しいです。
何回読んでも、文字の響きと絵がマッチしていて、子どもも大喜びでした。
背景が白く、絵が目に飛び込んでくるのも楽しい。普通の絵本よりも少し小さいので、お座りができるようになったら、自分でページをめくるようになりますよ。
作「安西水丸」、出版社「福音館書店」、756円

http://honto.jp/netstore/pd-book_00477085.html?deqid=1426756658&recid=003002

くっついた

ページをめくるたびに、次々とくっついてくる、変わったストーリー。まだ赤ちゃんですから、イラストから実物を想像するのは難しいのですが、こちらの絵本も、絵が目に飛び込んできます。
まだ出版されて10年で、ロングセラーとまではいかないものの、ママ友のなかでも評判の絵本でしたよ。
イラストに、ほっこりできる、なんだか暖かい絵本です。
作「三浦太郎」、出版社「こぐま社」、864円

http://honto.jp/netstore/pd-book_02586391.html?deqid=1426613440&recid=002002

もこもこもこ

偉大な詩人、谷川俊太郎さんの絵本です。谷川俊太郎は私の好きな詩人で、創作活動が長いですね。
この本、ずっと「もこ・もこもこ」だと思っていましたが、ネット書店で調べたら「もこもこもこ」でした。
かわった図形が次々と地面から出てくる、なんともいえないユーモラスな本です。少し字がありますので、読んであげることもできます。
作「谷川俊太郎」、出版社「文研出版」1404円

http://honto.jp/netstore/pd-book_02366242.html

いいおかお

松谷みよこさんの超ロングセラー絵本。「いないいないばあ」とともに、ぜひお子さんに何回も読んであげたい絵本です。次つぎ登場する泣いている動物が、ページをめくると笑顔に変わって生きますきっと泣いている赤ちゃんが、泣き止みます。不思議な魔力のある本ですが、しいて言えば、本が大きいので、お座りできるようにならないと自分でページをめくることができないのが難点でしょうか。
泣いているお子さんにむかって「ほらほら、いいおかお」と声をかけてあげてくださいね。
作「松谷みよこ」、出版社「童心社」、756円

http://honto.jp/netstore/pd-book_00092199.html

じゃあじゃあびりびり

最後に選んだのは、急速に子どもたちの間で人気がでてきている、こちらの絵本。出版から10年余りと、比較的新しい絵本ですが、ちっちゃな子どもたちには急速に人気がでてきています。
配色も鮮やかで、掃除機の音などを、「じゃあじゃあ」「ぶーぶー」などと書いてあるだけなのですが、赤ちゃんが大好き。一緒に声を出せる月齢になると、ママ、パパの真似をするようになってきます。
配色も鮮やかで、目に飛び込んでくるハッキリしたイラストも、人気が出てきた理由でしょうか。本も適切な大きさで、角を丸く加工してあるので赤ちゃんにぴったりですね。

http://honto.jp/netstore/pd-book_02065322.html

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