地方国立大学附属小学校の受験・合格体験記です。筆記試験だけではなく、抽選のくじびきがある選考試験でした。
満点を取る必要はないのです。基準点を満たしていればよいのです。後は、運まかせなのですから。
必要な知識を効率よく身につけ、無駄のない学習スタイルを目指します。時間は限られているのですから。
Part.2は勉強方法についてです。
問題の内容と勉強方法
出題内容としては、
・数量・図形・言葉・記憶・社会・自然・推理志向・音楽・健康衛生・巧緻性・絵画制作・行動観察・質疑応答があります。
知識をインプットするのに、我が家では七田の教材を購入し、朝晩5枚ずつ、3巡しました。
色々な教材を購入してしまいましたが、結果的にはこれだけで十分でした。
小学校受験に限らず、大学受験でも資格試験でもそうなのですが、『経験』が重要です。そして十分に理解できているということが大切です。
ですから、様々な問題を3回通りしました。
巧緻性
・輪ゴムをつなげる
・モールをねじってつなげる
・リボン結びができる
・靴紐が結べる
・はちまきができる
他にもたくさんありますが、全て家庭でできることばかりです。
重要なことは時間内にできるかどうかです。時間を短めに設定して練習しましょう。
絵画問題
これは短期でどうにかなる分野ではないと思っています。
基本的なことを押さえつつ(指は5本、全体的なバランス、横顔、季節のもの、動物等。)、様々な情景の絵を描ける練習を遊びの中に取り入れる必要があります。
絵画問題は上手い下手ではないそうです。テーマに沿った絵が描けているか。(雪の日の外遊びの絵なのに半そで×)人の動きに矛盾はないか(縄跳びで縄が下にあるのにジャンプしていない絵×)
こちらもインターネットで検索してみると参考になるサイトが多くありますので、十分家庭で見てあげる事ができる分野です。
行動観察・質疑応答
これだけは、模試のお世話になりました。
これも運・不運が関係することなのですが、グループ分けされて行われることが多いと思います。
グループの中に一人、ゆらゆらとゆれる子がいるとします。伝染することがあります!!!
そして質疑応答でも、前の子の答えに影響されることがあります。
そうならないための訓練や、子どもへの注意はしっかりしておく必要があります。
模試の利用
家庭学習メインでいくなら、模試は積極的に受けて損はありません。
どれくらい知識がついているかの判断材料になりますし、苦手分野もわかります。集団行動などの練習にもなります。
できれば、結果を分かり易く受験回数ごとに比較できたり、レーダーチャートで出してくれるような模試がいいですよね。