妊娠後期に出やすい症状5選

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妊婦さんは、普段とは違うからだの症状が出てくることがよくあります。特に、妊娠後期にはそれが顕著に表れやすいものです。今回は、妊娠後期に現れやすい症状について、5つ紹介したいと思います。

トイレが近くなる

おなかが大きくなってくると、膀胱も圧迫され、トイレが近くなります。1日に何回もトイレに行きたくなることがありますが、我慢しないで行ってくださいね。産後はもちろんまた頻尿ではなくなりますが、妊娠後期には仕方のない現象ですね。

手足のむくみ

むくみは浮腫(ふしゅ)と呼ばれます。妊娠後期になるとママの血液量が急激に増加します。しかし、血液全体が増えているのではなく、水分が増えていっているんです。血液は水分が多くなることで、サラサラになり血管の通りが良くなって、赤ちゃんへの栄養が行きやすくなるんです。
体がいつもより水分を蓄えようとしてしまいむくみにつながります。手足の指先などパンパンになって、指輪が抜けにくくなったり、普段はいている靴が履けなくなることもあります。
足全体がむくんでしまう時は、高血圧症候群の場合もあるので、産婦人科の先生にも相談してみましょう。

高血圧

妊娠中の高血圧は注意が必要です。妊娠高血圧症候群が悪化すると、母子ともに危険な状態になることもあるのです。急激な体重増加などに気を付け、塩分を控えたバランスのいい食事をとりましょうね。長時間の歩行を控えたり、無理をしない生活を心がけましょう。

おなかが張る

妊娠後期になると、子宮が大きくなり、子宮の筋肉が張りやすくなります。動き過ぎたり、ストレスを感じると、より張りやすくなりますので注意しましょうね。
胎動に伴ってお腹が張ったり、30分以内で張りがおさまる場合はあまり心配いりません。
しかし、30分以上たっても張りがおさまらなかったり、痛みや出血があるときは、病院に連絡しましょう。

おりものが増える

妊娠後期はおりものが増えるという現象も起こります。おりものは、エストロゲンという女性ホルモンが分泌されることで、排出されます。臨月に入ると、エストロゲンの分泌量が急増するので、おりものの量も増え、色や臭いなどの状態も変化しますが、異常ではありません。
赤ちゃんがスムーズに降りてきてくれるための、潤滑油としての働きもありますので、おりものが増えてきたら、お産が近づいてきたサインと思いましょう。
水っぽくなる人や、どろっとする人、匂いがきつくなる人などいますが、血が混ざったようなものであれば、病院で診てもらった方がいいでしょう。

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