お子さんが保育園や幼稚園に通うようになると必要になってくるのが「お弁当」です。
お弁当は朝の限られた時間の中で手早く作れて、それでいてバランスの良い献立にしたいものですよね。
常備菜つくりを習慣にしておけばお子さんはもちろん他の家族のお弁当も手早く作れるので節約にも◎
お弁当以外にも副菜やおつまみが足りない時にさっと並べることができるのも魅力的です。
今回はお弁当や食卓を彩る緑の常備菜レシピを集めてみました。
豆苗と油揚げの炒め物
常備菜の基本は’保存できること”短時間でつくれること’です。
豆苗は短時間で火が通り味付けも簡単で良いので常備菜にぴったりの野菜です。
また、切り落とした根の部分を水につけておけばまた緑の芽が伸びてくるので2度美味しいのもポイント。
豆苗と油揚げをさっと炒め合わせたシンプルな常備菜ですが栄養価も彩も◎なのでヘビロテになること間違いなしですよ。
「豆苗と油揚げの炒め物レシピ」
(材料)
・豆苗 1袋
・油揚げ 1/2枚
・にんにく2粒
・味の素 小さじ1~2(なければ塩コショウや醤油でも可能)
(作り方)
1. 豆苗、油揚げは食べやすい長さに切り、にんにくはみじん切りにしておきます。
2. フライパンに少し多めの油を熱し、にんにくを香りが出るまで炒めます。
3. 2に、豆苗と油揚げを入れ、豆苗がくたっとなるくらいに炒めます。
4. 3に味の素を入れ、炒め合わせて完成。
カブの葉(大根の葉)とじゃこのふりかけ
普段捨ててしまうようなカブや大根の葉っぱも常備菜として大活躍してくれます。
カブの葉とじゃこのふりかけはエコロジーでエコノミー、ダブルエコが嬉しいレシピですよ。
カブや大根の常備菜と合わせて作れば一気に2品できるのもポイント。
「カブの葉(大根の葉)とじゃこのふりかけ」
(材料)
・カブの葉 150~200g(約1束分)(大根葉でも代用可能)
・ちりめんじゃこ 40~50g(かつお節でも代用可能)
・生姜(みじん切り)小さじ1
・白炒りごま 大さじ1
★濃口醤油 大さじ3
★砂糖 大さじ1と1/2
★酒 大さじ2
・サラダ油 大さじ1
〈作り方)
1.カブの葉を実から切り落とし水でよく洗います。それから5~6mm幅に刻んでおきます。
また生姜はみじん切りにしておきます。
2.フライパンにサラダ油と生姜のみじん切りを入れて中火にかけます。
生姜の香りがたってきたら、カブの葉を入れてさっと炒めます。
続いてじゃこを加え、全体に油がまわるまで炒め合わせます。
3.フライパンに★の調味料を加え、箸で時々混ぜながら調味料の水分を飛ばしていきます。
フライパンの底に調味料の水気がなくなれば火を止めて、炒りごまを加えて混ぜ合わせ完成!
冷蔵庫で2~3日保存することができます。
http://www.sirogohan.com/kabuhurikake.html
きゅうりのピリ辛ラー油和え
おつまみや副菜にもぴったりな「きゅうりのピリ辛ラー油和え」です。
みずみずしい緑としゃきしゃきとした食感は箸休めにもお弁当の彩にも一品あると喜ばれます。
辛いものが苦手なお子さん向けには少しラー油を押さえたりはちみつを代わりに使ってみるのもおススメです。
また、出来たてよりも冷蔵庫で寝かせるほどに美味しくなる点もこのレシピの魅力です。
「きゅうりのピリ辛ラー油和えレシピ」
(材料)
・きゅうり 3本
・塩 少々
★醤油 小さじ1
★ウェイパー小さじ1
★ごま油 大さじ1
★ラー油 10滴(好みで調節してください)
★いりごま 大さじ1/2
(作り方)
1.きゅうりは塩をふり、よくもんでキッチンペーパーで水気を取り、乱切りにしておきます。
2.★の調味料をジップロックなどの袋に入れ、1を入れてよくもみ込んだら完成!
(またはタッパーに入れて蓋をし、よく振る方法でもOKです)
3.冷蔵庫に入れて一晩以上置くと、味がしみてより美味しくなります。
いんげんのお浸し
お浸しと聞くと通常は食べる直前に味付けをするものですが、いんげんは味が染み込むまでに時間のかかる食材なので漬け込みながら保存できる常備菜にぴったりです。
シンプルですが用意しておけばあらゆる料理に合わせやすい箸休めとしても活躍してくれるのが嬉しいですね。
また、いんげんはお弁当の隙間を埋めにも便利で◎
「いんげんのお浸しレシピ」
(材料)
・インゲン豆 150g(一袋)
・白だし 大さじ4(めんつゆでも代用可能)
・水 大さじ2
・鰹節 適量
(作り方)
1.いんげんの筋をとり、塩少々(分量外)を加えた熱湯で1分ほど茹でたら、ざるにあけ冷まします。
粗熱がとれたら、(縦にふたつに割って)長さを半分に切ります。
※縦ふたつに割ることで味が染み込みやすくなりますが省略してもOKです。
2.容器にいんげんを入れ、水で割った白だしをかけ、冷蔵庫で保存します。
食べる前に器に盛りつけ、かつお節をふります。
漬け込んでから早ければ半日程度で食べごろになります。
小松菜のナムル
ナムルは常備菜としてストックしておけば、そのままで一品にも、ビビンバなどのお料理の材料としても使うことができるのでとっても優秀!
調味料の分量を調節して他の野菜でも作ることができるのでご家庭オリジナルのナムルを作るのもおススメです。
茹でて和えるだけの簡単時短レシピなのに一度にたくさんの野菜を食べられるのもGOOD!
「小松菜のナムルレシピ」
(材料)
・小松菜 1束
★ごま油 大さじ1
★ウェイパー小さじ1
★醤油 小さじ1
★にんにくチューブ 2cm程
★白ごま 大さじ1
(作り方)
1. 鍋にお湯を沸かしておきます。小松菜は根元をよく洗い、沸騰したお湯に入れて茹でます。
2. 茹であがったらざるに取り、手でさわれるくらいまで冷ましておきます。
4. 3の小松菜の根元を切り落とし、4~5cm幅に切ります。
5. ボウルに★の調味料を混ぜ合わせ、水気を切った小松菜とよく和えれば完成です。
冷蔵庫で3~4日ほど保存可能です。
いかがでしたか?
今回は鮮やかな緑が魅力の常備菜をご紹介しました。
お弁当の「なんか寂しい?」を解消してくれるレシピばかりですよね。
キャラ弁などデコラティブなお弁当が流行っていますが、彩豊かな常備菜をバランスよく配置したお弁当だって心躍る一食になります。
お子さんはもちろんパートナーや他の家族にも喜ばれる常備菜習慣、是非はじめてみてください。