ここ数年、一目見ただけでは読めないような名前の子供が増えてきていますよね。 先日出産された森三中の大島美幸さんも、お子さんの名前を「笑福(えふ)」と名付けたことが話題になっています。
子供の名前がキラキラネームである場合起こる問題や、デメリットについて知っておきましょう。
キラキラネームとは?
まずキラキラネームとは、パッと見ただけでは読めないような当て字や、外国人のような名前を無理やり日本の漢字に当てはめた名前のことを言います。
漫画やアニメなどのキャラクターの名前から引用して漢字に当て字した場合もキラキラネームに含まれます。別名で「DQNネーム」などと言われています。
実在するキラキラネーム
★横文字系…騎士(ナイト)・愛(ラブ)七音(ドレミ)
★アニメのキャラ系…黄熊(ぷう)・闘女(きゅあ)光宙(ぴかちゅう)
★外国人系…南椎 (なんしー)愛舞 (いぶ)留樹 (るーじゅ)など。
すべて実際にある名前です。
キラキラネームのデメリット①モンスターペアレントだと思われてしまう
キラキラネームの親はママ友からも距離を置かれるということはよくあるようですが、
学校の先生たちにとっても「キラキラネームの子の親は要チェック」というのが、近頃では当たり前になりつつあるんだとか…。
キラキラネームをつける=常識がない親=モンスターペアレント予備軍
という公式が成り立っているからだそうです。
デメリット③いじめにつながることも
学校に通い始めると、名前がいじめの原因となる可能性が出てきます。
実際にキラキラネームで苦しんでいる子供たちは沢山いるようです。
名前をいつも読み間違われて、それを訂正するたびに自己紹介するのがすごく嫌だったという人もいれば、名前負けしている!とからかわれたりして傷ついたという人も…。
デメリット③受験・就職活動に影響する
キラキラネームはお受験や就職活動の場では不利になる、という声もちらほら聞こえてきています。
難関お受験校では、キラキラネームの子は書類だけで不合格にされるだとか、
採用試験の際、企業の人事担当者はキラキラネームの学生を、「親が自己中、自己顕示欲が強く協調性がないので、子もそうではないか」と判断したり、本人の常識も疑われる傾向にあるようです。
最後に…
赤ちゃんの時は、アニメのキャラクターのような名前でも似合うほど、小さくて可愛らしいかもしれませんが、赤ちゃんでいる期間より、大人になってからの方が人生は長いです。
名前を付けるときには赤ちゃんへプレゼントするのではなく、「大人に贈る名前を」と考えてあげた方がいいでしょう。
きちんと子供の将来のことを考えて、愛情をもった名づけであれば問題はないと思いますが、
ただ単に響きがカッコイイからカワイイからなどいった、親の満足の道具にならないことを願います…。