食べてくれない子供を改善させる5つの方法【食卓を楽しく】

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一日何回「食べなさい」と言わないといけないの?

なかなか食事を取ってくれない子供に頭を悩ませてはいませんか。

せっかくご飯を作ったのに、ちょっとだけ食べておしまい。遊びながら食べて全然箸が進まない。

おやつは食べてくれるんだけどなぁ・・・

そんなごはんを食べてくれない子供を改善させる5つの方法をご紹介します。



食べる場所を変える

食事中に歩き回ったり集中してご飯を食べない子にオススメです。
食卓ではなく、違うところでお食事をしてみましょう。
お天気がいい時はお弁当にして公園に行って食べてみる。
ベランダで食事をするなど、場所を変えるとご飯を食べるのもひとつのイベントになります。
「ご飯を食べることを楽しむ」ことがスムーズにできて自然と食事に集中します。

おやつの時間と量を見直そう

おやつはたくさん食べるのに、ご飯は食べてくれない。
なんていう子はまずおやつの時間を少し早めてみてはいかがでしょうか。
またおやつの量を少なくしてみましょう。
もっとちょうだい。と必ず駄々をこねるので「この後のご飯を食べられたら明日はもう少し多くおやつ食べようね」と約束をしましょう。

おやつも甘いチョコやドーナツなどではなく、おにぎりやお芋料理にしてみるのもお勧めです。
ご飯の時間あまり食べてくれなくても「おやつの時におにぎり食べたからいいかな」という気持ちになります。

子供と一緒に作ってみよう

私はこれが一番効果的でした。
ご飯を一緒に作ると、食べているときに「これは○○ちゃんがこねてくれたハンバーグだね」「これは○○君が切ってくれたにんじんだね」と会話もはずみます。
子供と一緒に作るのは時間も手間もかかりますが子供にとっては楽しくて学習の時間にもなります。
5歳くらいの子供なら包丁でお野菜を一緒に切ったり2歳くらいの子供でもレタスを手でちぎったりハンバーグをこねるなど、お料理を作るのに参加できます。

また家庭菜園をして子供と一緒に野菜を育てるのもオススメです。
緑のトマトが赤くなったり、小さなきゅうりがどんどん大きくなったりとお野菜の生長を一緒に楽しむと食にも興味が出てきます。

遊び食べをするなら遊んじゃおう

1歳頃の子供はご飯をかき混ぜたり食器で遊んだりという「遊び食べ」をする子も多いです。低年齢に限らずなかなかご飯を口に運んでくれないと困りますよね。
遊びたべをしてなかなかご飯が減らず、まだ食べ終わってないのに勝手にごちそうさまをしてしまう。なんて言う経験ありませんか?
そんな時は食事も遊びに変えてしまいます。
例えばおにぎりの中に具を入れて「おにぎりの中身はなんでしょう」ゲームをしてみたり、じゃんけんができる年齢であればじゃんけんをして勝ったら食べる。ハートや星のニンジンをお料理に入れて「にんじんはどんな形をしているでしょうか」ゲームをする。
などなど、食事の時間を遊びの時間に変えてしまうのです。

もちろん食事のマナーなどきちんとしたいと思うので遊びながらのお食事は「特別な日」にしましょう。
ちょっとした変化でも子供は楽しんでくれます。

全部食べたらシールでペタリ

子供はとにかくシールを貼るのが好きです。
お家の中の良く見えるところに「食べたよシール表」をはり、ご飯を全部食べられたらシールを子供が貼ります。

完食の喜びを大切にするためにまずは最初から少な目の量にします。
自分で食べやすい大きさにカットしてあげたり手で食べられるおにぎりなどもオススメです。
すべて食べ終わったら大喜びをして褒めてあげましょう。「もしかして、おかわりしてみちゃう?」などお母さんがワクワクしながら話しかけてあげましょう。
おかわりしたらまたひとつシールを貼るのもいいですね。

「わ!こんなにシールたまったね」「たくさん食べられるようになったね。えらいよ」と褒めたり喜んだりするうちにご飯を食べる時間が楽しくなり『食べたい欲求』も徐々に増えてくるでしょう。

以上、なかなか食べてくれず苦労した母親が実際にやってみて成功した5つをご紹介しました。
食べる量は人それぞれです。たくさん食べるのに痩せている子やあまり食べないのによく走り回り元気な子供もいます。
まずは自分の子供がどの位の量を食べられるのかを見極めて子供も親も楽しくなるような食卓を作りましょう。

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