歯科医院に入ると聞こえてくる 「キーーーン」 という音は、
大人子供関係なく緊張してしまいますよね。
どんなことをされるのか、痛いことをされるのかもしれない・・・
そんな考えが、歯医者に対する恐怖心を芽生えさせてるのかもしれません。
子供が歯医者さんを嫌いにさせない方法をまとめてみました。
歯医者を脅し文句にしない
「歯を磨かないと歯医者さんで痛い治療をしないといけないよ」
「歯医者さんで痛い思いをするのはイヤでしょ?」
歯磨きが苦手な小さいころは、何とか歯磨きをしてもらおうと
つい言ってしまいがちな言葉ですよね。
でもこれが、「歯医者さん=痛いことをする所」と、歯磨きのたびに、
子供に悪いイメージを植え付けています。
歯医者を脅し文句にせず、歯を磨くことは気持ちいことだと、
純粋に歯磨きの必要性を伝えていきましょう。
歯医者で何をしているのか事前に話しておく
何をするかわからない、音は聞こえるけど何をされているのかわからない・・・
分からない場所に入るのは大人も抵抗ありますよね。
緊張する「キーン」という音も何の音なのか知ることが出来れば怖さも半減すると思います。
そしてあの音は歯を削るだけでなく、銀歯や入れ歯を調整するために削って作る音でもあります。
考え方を変えることで、緊張からくる恐怖心も和らいでいくと思います。
日ごろから仰向け歯磨きを心がける
歯医者さんは、患者を診察台に仰向けにして治療・診察します。
倒れて行く椅子に、逆さから大きなマスクをした歯医者さんが口を覗き込む、
日ごろ仰向け姿勢の仕上げ磨きに慣れていないとやっぱり怖いと思います。
なので、歯医者さんでスムーズに診察が出来るように日ごろから仰向け仕上げ磨きを
練習しておくことをお勧めします。
診察台にしっかり座ることが出来れば、親子ともに安心してリラックスできると思います。
叱らないで根気よく見守りましょう
初めての場所で口の中を見られるのは、大人でも緊張します。
子供ならなおさら、緊張しすぎて泣いて治療できないこともあるかと思います。
でも決して叱らないであたたかく見守ってあげましょう。
叱ってしまうと、自信をなくし、歯医者に行くことが嫌になってしまいます。
少しでも出来たところに目を向け、優しくほめて励ましてあげましょう。
自分は出来るんだと自信をつけることで、次は頑張ろうと思ってくれるかもしれません。
歯医者嫌いは伝染しやすい
子供のころに受けた治療が原因で歯医者さんが苦手という親は多いと思います。
知らず知らずに、子供に歯医者さんをネガティブに伝えているのかもしれませんね。
子供に歯医者さんを好きになってもらうには、
親子で一緒に歯医者さんに対する悪いイメージを払拭したほうがいいかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
初めての乳歯が生え始めてから6ヶ月以内、遅くとも1歳の誕生日までには
最初の歯科検診を受けることがお勧めだそうです。
歯医者は治療するところだけではなく、歯の健康を守ってくれるところだと思えれば
自然と歯医者が好きになって行くのではないでしょうか。