初めはガーゼでふいてあげる程度だった歯のお手入れも、歯が生え揃ってきたらもっとしっかり磨いてあげなくてはいけませんよね。
子供は大体2歳半までに虫歯にならなければ、その後も虫歯になりにくいと言われています。
2歳やましてやそれまでに歯医者さんにかかるという事がないようにお母さんが日頃からしっかり歯磨きをしてあげましょう。
歯ブラシの選び方、歯磨き粉は使用していいの?
小さなお子さんは歯ブラシをよく噛んでしまいますが、毛先が開いたものはきちんと磨けないのですぐに取り替えてあげて下さいね。
歯磨き粉はほんの少しつけても良いそうです。
うちではフッ素加工のものをずっと使っていますが、8歳になっても虫歯が一本もありません。
歯ブラシの選び方ですが、基本的にはパッケージに〜歳用などの表示通りで良いのですが、毛先がゴムになっていたり柔らかすぎるものは避けましょう。
1日3回、出来れば食後30分以内がベスト
奥歯が生えた頃のお子さんのごはんは1日3回、間におやつを挟むような食べ方になっていると思います。
おやつの後はお茶でうがいをする程度で、歯磨きはごはんを食べた後だけで良いです。
ただおやつの内容によってはきちんと歯磨きをした方が良いでしょう。
歯の溝にお砂糖が残るようなものだったり、意外なところではイオン水もNGだそうです。
お風呂上がりの水分補給にアルカリイオン水・・なんてご家庭はありませんか?
お茶で十分ですので見直してみて下さいね。
食べた後30分経過した頃からどんどん虫歯になりやすくなるので歯磨きはお早めに。
まずは家族で見本を見せる。「みんなやってるんだよ♪」
小さいお子さんは大好きな家族のすることを真似しようとします。
上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいるなら、仕上げ磨きをしているところをよく見せてあげて下さい。
自分がしてもらってる時と同じように膝に頭を乗せて、楽しそうに歌でも歌いながら。
そして大人の方も歯磨きをしている所を見せてあげて下さいね。
機嫌が良い時には真似をして自分から歯ブラシを持ってくることもあります。
その時はたくさん褒めてあげましょう。
磨く順番は奥から前歯へ
可愛いお子さんが早くに虫歯にならない為にしっかり磨いてあげましょう。
まずは歯ブラシを鉛筆をもつようにして下さい。
その時力を込めずに軽くもち、1本1本小刻みに磨きます。
前歯は少し痛いので、順番としては奥歯を終わらせて前歯へ。
上の前歯の2本の間に筋が通っていますが、これを歯ブラシでゴシゴシしてしまうとすごく痛いです。
筋に当たらないように歯ブラシを縦に当てるようにします。
下の前歯に筋はありませんが、歯垢や食べかすをとる為に同じく縦磨きをして下さい。
泣いて可哀想だと思わない!
大抵のお子さんは歯磨きが大嫌いです。
泣いて暴れることは普通です。
でも、だからといって歯磨きをしてあげないと虫歯になって治療で怖い目に合うのはもっと可哀想ですよね。
だんだんと聞き分けが良くなって泣かなくなるものですから、それまでは心を鬼にして愛をもって歯磨きをしましょう。
お母さんの膝に頭を乗せて覗き込むようにして磨きますが、暴れて磨けない時は股の間に頭を挟み、そのまま足で両腕をおさえるようにするとスムーズです。
一見可哀想だと思うかもしれませんが、お子さんの虫歯は親の責任かもしれません。
我が家では歯磨きが終わったらすぐに気分転換にお茶をあげながら「えらかったね〜!すごいね」と褒めています。
済んでしまえば案外ケロッとしてるものですよ。
お母さんも頑張りましょうね!