妊娠中の歯の黄ばみや虫歯ができた際の対処方法

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妊娠、出産、育児、そして仕事も頑張っているママは、自分の時間がなかなか取りずらいですよね。

でも、口元も美しくある為に、子育ての合間に、歯科検診に定期的に行くように心がけたいものです。

特に、妊娠中は、黄ばみや虫歯が出来やすいので要注意です!



◆妊娠中は虫歯になったり黄ばんだりしやすい。

妊婦さんは、つわりの症状で、歯ブラシタイムに吐き気がして、磨くのも一苦労だったり、磨き残しも増えたりしがちです。
また唾液の量が減ったり、食べ物の好みが変わり、虫歯の原因になる甘い物や酸っぱい物を食べたくなるなども虫歯の原因になります。
しかも、つわりで物が食べられなかったり、逆に、お腹が空いて、小まめにずっと食べていないと気持ちが悪くなったり・・・。(食べつわり)
妊婦さんの時期は、食生活も乱れがちなのも、虫歯や黄ばみの原因になりやすいです。
吐き気で歯が磨けなくても、うがいや液体歯磨きなどでケアをしたいところですが、それさえも、なかなかタイミングがつかめない事があるかもしれません。
出産後、少し落ち着いたら、さっそく歯科検診へ行って、歯の治療やクリーニングやホワイトニングをお薦めします!

◆歯のクリーニング、ホワイトニング

専門的な器具を使って歯のお掃除をする、歯のクリーニング。
2~3ヶ月に1度必ずしてもらうと、口内環境を気持ち良く過ごせると思います。
日ごろの歯のお手入れでは、なかなか完全にお手入れしきれず、どうしても磨き残しや、歯石が少しずつ沈着してしまいます。
クリーニングすることで、歯石も歯垢も取れてすっきりしますし、歯の表面もつるつるになります。
そして、何より、虫歯や歯周病などの歯のトラブルも早期に発見してもらえるというメリットがあります。

それから、歯の黄ばみが気になる場合は、ホワイトニングをお薦めします。オフィスホワイトニングなども白さを実感できますが、最近では、ポリリンプラチナホワイトニングが導入されている歯科医院も多くなってきています。
歯を白くする以外にも、虫歯予防、歯周病予防の効果も期待できます。また、痛くなりにくく、色戻りもしにくという活気的なホワイトニングがあります。

虫歯予防&口臭予防「液体歯磨き」「リカルデントガム」「口臭予防タブレット、サプリ」

外出先や時間がない時、口の中が気持ち悪くなったり粘ついたり乾燥したりする時に使いたいのが、液体歯磨き、ガム、サプリ。
液体歯磨きは、口臭の原因菌を殺菌したり、虫歯や歯周病の予防、着色汚れを防いでくれます。

リカルデントガムは、虫歯の初期症状を抑制する働きがあるので、外出先などでも手軽に予防出来ますね。
歯科医院専売品には、リカルデント成分(CPP-ACP)が2倍配合されているものがあります。

ブレスケアなどのエチケットアイテムは、胃に溜まっている匂いを抑えてくれてます。
色々な味が出ていて人と接することの多い人たちの間では、とても人気ですが、持続性が15~30分位ものもが多いので、一時的なケアと言えるでしょう。

◆フッ素

毎日のお手入れに是非プラスしたいのが、フッ素!虫歯予防、歯質強化には欠かせません。
テレビなどで紹介されましたが、仁尾町の仁尾小学校は、毎日、フッ素入りの水でぶくぶくをして「よい歯の学校日本一」に輝いたそう。
フッ素は、虫歯予防には効果は大ですね。
子供だけでなく、大人も虫歯の出来やすい人は、フッ素を取り入れてみましょう!

選ぶ際には高濃度(1450ppm以上)のものを選びましょう。
歯科医院専売品と市販の物があります。

◆歯科医師推奨の電動歯ブラシ、歯間ブラシ

歯のケアに欠かせない歯ブラシも、良いものを使うと全然違います。
フィリップス、ブラウン、パナソニックの物などメジャーです。
ソニッケアー 電動歯ブラシ ダイヤモンドクリーンなどは、口コミ評価も高く、歯科医師も推奨する歯ブラシ。
圧倒的な歯垢除去力で、着色汚れも強力に除去してくれます。

歯間ブラシは、歯ブラシで取りきれない汚れを取ってくれるので歯ブラシタイムに取り入れたいデンタルケアアイテムです。

またフロスも効果的です。
フロスと歯間ブラシでは除去できる汚れの場所が違うので両方使うとさらに効果アップです。

記事の監修九段下スターデンタルクリニック 院長:田中和之

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