好奇心は子どもの成長に欠かせない原動力。
好奇心が旺盛な時期はママの心配が絶えない時期でもあります。
ついつい「危ないよ!」「それやっちゃダメ!」なんて
口を出してしまいがちだけど
それでは子どもの大切な好奇心を消してしまいます。
好奇心を育てるために、親のできることは?
外遊びをたくさんする
子どもにとって外は
たくさんの発見に出会える場所です。
特別なおもちゃがなくても
大きな遊具がなくても
ただお散歩をするだけでも
子どもはたくさんの発見をし
たくさんの観察をします。
子どもの目線には
大人が気づかない不思議や
発見がたくさんあるのです。
好奇心を育てるには
たくさん外に出て散歩をしたり
遊んだりすることをオススメします。
「公園へ行こう」と決めてお家を出ても
子どもは別の方向へ歩き出したり
お家の前で虫の観察を始めたりすることがありますが
がっかりせず
目的をもたずに
子どもの好奇心の赴くまま、
いろいろな場所を散歩してみてください。
一緒に考えてみる
子どもの質問に対して
すぐに答えてしまわず
「なんだろうね?」
「どうすればいいかな?」
なんて一緒に考えることも好奇心を育てるのに必要なことです。
子どもは大人が考えもしないようなことを思いつくことがあります。
そして、さらに新しい行動を起こすこともあります。
一緒に考え
一緒に図鑑や絵本を見て調べたり
子どもが導き出す答えを待ってみましょう。
自分で考え
導き出した答えなら理解も深まります。
ひとり遊びも大切にする
子どもが「一緒に遊ぼう」と誘ってきたときは
できるだけ向き合い一緒に遊んでほしいですが
ひとりで黙々と夢中になり遊んでいるときは
そっと見守ってあげましょう。
ひとり遊びも好奇心を育てる大切な時間です。
一緒に楽しむ
「一緒に楽しむ」気持ちが
子どもの好奇心を育てるのに大切なことです。
ママが楽しそうにしているだけで
子どもがどんどん興味を持ち始めることもあります。
子どもが好奇心をもって試そうとしている時に
先に口を出してしまう気持ちを押さえて
「どんな風に遊ぶのだろう」
「何がおもしろいんだろう」と観察する気持ちで
一緒に楽しんでみてください。
そっと見守る
つい先回りしてしまうのがママの親心。
「ダメ!」「危ないよ!」「やめなさい!」と口をだしてしまう。
しかし、それでは子どもの好奇心を抑えてしまいます。
好奇心をのばすポイントは
どれだけ見ないフリできるか。
イタズラも子どもにとっては大切な好奇心。
少々危ないことも子どもにとっては必要な経験。
もちろん危険度合にもよりますが。
好奇心が旺盛な子どもほど
ママはイライラが募りがちですが、
おおらかな気持ちで許せる範囲を広げましょう。
見ているけれど見ないフリ。
口を出して子どもの行動を止めない。
先回りせず、観察する気持ちでそっと見守りましょう。
「しつけはきちんとしたい。
でも、好奇心はしっかり育てたい」
どのママも葛藤する気持ち。
「やりたい」気持ちと
「これ以上はいけない」ということを
子ども自身葛藤することも大切な経験なので
ママの許せる範囲、危険のない範囲で
好奇心を育て
ダメなことはダメと伝えるといいでしょう。