塗り薬、坐薬、目薬の使い方と薬全般の注意点

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前回は基本ということで、飲み薬(粉薬、シロップ薬)についてお話ししました。今回は「飲ませ方」ではありませんが、外用薬を含めたお薬の注意点について述べたいと思います。気になることがあれば医師や薬剤師に相談して正しく服用するようにしましょう。

前回の記事をご覧になってない方はぜひこちらも合わせてお読みください→上手な薬の飲ませ方~基本をおさえよう~



塗り薬

乳児湿疹などでお世話になることが多い塗り薬。中には「ステロイドは副作用が怖い」とおっしゃる方がいますが、使用方法や期間を守って使用すれば大丈夫です。
使用する際は、お風呂上りなど清潔な状態で、薬を指にとって、薄くのばす。チューブのまま塗ると雑菌が増えたりしますので、必ず指にとるようにします。塗るときにはこすらないようにしましょう。

坐薬

熱が38.5℃以上ありぐったりしている、または機嫌が悪く眠れていないときに使用します。
方法は、両足を持ちあげ膝を曲げた体勢(辛ければ横向きも可)で坐薬のとがったほうを先にして肛門に入れる。坐薬がすぐに出ないように、しばらく指で押さえておく。入れにくいときは坐薬の先に水やオリーブオイルをつけておくとスムーズに入ります。
すぐに出てしまった場合は、15分以内くらいであれば入れなおしてOK。そのまま出たらもう一本、形がなければ半量を目安にしてください。

目薬

仰向けに寝かせて、膝や股の間に子どもの頭を固定。容器の先が見えないように目を閉じさせ、下まぶたを引っ張って1滴落とします。点したあとはしばらく目を閉じておきます。

そのほかの注意点

・抗生物質などは処方された分を飲み切るようにしましょう。
・解熱剤や下痢止めなどは症状が治まれば中止してもOKです。
坐薬は比較的使用期限が長いですが、体重が変わると1回の使用量が変わるので医師や薬剤師に確認するようにしてください。
・薬を飲ませてもすぐに吐いてしまった場合は服用後30分以内であればもう一度飲ませても問題ないでしょう。
胃の中がいっぱいのときは吐きやすいので「食後」とあっても特別に医師の指示がなければ食前に服用させて構いません。
・保管場所、使用期限とも薬によって異なります。期限については医師や薬剤師に確認するようにしましょう。期限の過ぎた薬は廃棄してください。特にシロップ薬は長く持ちませんので気を付けてください。

してはいけないこと

・大人の薬を減らして飲ませる
子どもにはふさわしくない成分もあります。絶対にやめましょう。
・兄弟姉妹の薬の量を調整して飲ませる
小児の薬は体重によって異なります。また症状が同じようでも違う病気の可能性もあります。
・熱があったので家にある薬を飲ませて病院へ
解熱剤などの服用していくと、病気がわからないことがあります。抗生物質などを服用していくと、検査で判断がつかないことがあります。
・目薬をほかの人と一緒に使う
雑菌が入ったり、病気がうつってしまうことがあります。

同じ病気でも年齢、体重、症状が違えば薬が違うことがあります。また、薬によって飲み方、混ぜてはいけないものなど注意が必要なことがあります。

とにかく、わからないこと少しでも疑問に思ったことがあれば医師や薬剤師に相談に相談するようにして正しい服用方法を心掛けましょう。

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