「花婿の手紙」のメリット・デメリットと新提案!

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どうして花嫁だけ披露宴で両親への手紙を読むの?新郎にも両親への感謝の気持ちを伝える機会があって良いはず!こんな思いから、披露宴の演出で「花婿の手紙」を採用されるカップルが増えているとか…。どんなふうに演出として披露宴に組み込むのか、「花婿の手紙」のメリット・デメリットをまとめました。



花婿の手紙とは?

今でこそ披露宴の定番のひとつとされている「花嫁の手紙」も、実はそんなに古くからある演出ではありません。この20年から30年間に定番化したと言えるようです。

それに伴い、新郎には両親への感謝の気持ちを述べる機会がないことを残念に思う方が多くなったことから、この演出の人気が高まっているのでしょう。

披露宴で、新郎の日ごろはなかなか言えないご両親への思いを伝えられる貴重なチャンスが、「花婿の手紙」です。

読むタイミング① お色直し前

お色直しの退場の際、新婦が一足先に退場して、残った新郎が手紙を読むという方もいらっしゃいます。

その後、サプライズでお母様と腕を組んで退場というのも素敵ですね。新郎のお母様にとって、この上なく幸せな時間になることは間違いないでしょう。

新郎と新婦の、ドレスやヘアチェンジのお支度にかかる時間の差を、有効に使うことのできる演出とも言えます。

ただ、新婦さん不在の中、新婦側の両親やゲストを心情的に置き去りにしたしまう心配があります。ですから、花婿の手紙はほんのひとことにするべき。時間にして1分以内程度で充分です。

読むタイミング② 花嫁の手紙の前後

新婦さんのご両親への手紙は、式のクライマックスで読まれることが多く、感動で涙するゲストさんも多くいらっしゃいますね。この前後に、サプライズで新郎の手紙を付け加える、というのもひとつの方法です。

ただしこの場合は、二つの手紙の場面が時間的に近いだけに、あまり熱の入ったお手紙だと、花嫁の手紙がかすんでしまう心配が…。

また、手紙続きでゲストさんの集中力も低下、などということを避けるため、両方の手紙の長さを短かめにするなど、工夫が必要です。

マザコン疑惑にご注意!

「もしかしてマザコンぎみなのかな?」「お嫁さん苦労するだろうな、可哀想だな…。」「なんだか花嫁の手紙がかすんじゃったね。」

そんな感想を持たれるゲストさんも確実にいらっしゃる、という覚悟が必要かもしれませんよ。ましてや、お手紙を読みながら新郎さんが泣いてしまう、なんてことがあるようでしたら、要注意です!

そして、あまりに情熱的なお手紙になってしまった場合、最も怖いのは新婦の嫉妬心をうずかせてしまうこと。この点も、どうかお忘れなく。

「手紙」よりライトな「感謝状」もおススメ!

花婿の手紙に抵抗感のある新郎さんにおススメなのが、「両親への感謝状」。お手紙よりはライトに、でもご両親への感謝の気持ちを分かりやすく表現できる方法です。

実際に表彰状を作って、読み上げて贈呈するというのも、過度に湿っぽくならず、楽しい演出になるのではないでしょうか?とはいえ、あまりにくだけた雰囲気になりすぎないように、ご注意!

たとえどんなに短い言葉でも、ご両親の目を見て、心からの感謝を込めて伝えましょう。

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