妊娠中の頻尿・膀胱炎(ぼうこうえん)の症状、治療法、予防策まとめ

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妊娠すると、トイレ近くなりませんか?

頻繁にトイレに行き過ぎて、我慢をすると膀胱炎になったりします。

頻尿・膀胱炎の原因と対処法などまとめてみました。



頻尿の原因

・腎臓機能の活発化 ⇒ 妊娠すると血流量が増加し、腎臓機能が活性化されます。腎臓の働きが活発になると、尿が排出されやすくなり、尿量が増えるため

・膀胱の圧迫 ⇒ 赤ちゃんの育つ子宮は、暴行の裏側に位置します。そのため、赤ちゃんの成長とともに子宮が大きくなり膀胱を圧迫します。

・ホルモンの影響 ⇒ 妊娠すると様々なホルモンが分泌されますが、そのうちの1つが、子宮や膀胱の筋肉を緩める働きをもち、尿漏れや頻尿を引き起こします。ホルモンの及ぼす影響は個人差があります

頻尿の症状

膀胱への刺激による尿意が多いため、トイレに行ってもあまり尿が出ないことが多いようです。

頻尿の対策

・カフェイン入り飲料を控える
・水分の取りすぎに注意
・冷え対策をする

などです。

我慢せずトイレには行きましょう。膀胱炎になる可能性もあります。

水分摂取量が少ないと、尿時感染症などを引きおこることがありますし、尿意を抑えるために、水分を控えると、便秘になったり、1日に必要な水分量が接種できていない場合もあります。

膀胱炎の原因

もともと女性は、尿道口と膣・肛門が隣接し、尿道が短いことなどの理由で大腸菌などの菌が尿道から侵入しやすい状態にあります。
妊娠中は膀胱が圧迫され頻尿になり、トイレを我慢することがある上、妊娠中は抵抗力低下により、普段よりも膀胱炎を起こしやすいです。

膀胱炎の症状・対処

頻尿、残尿感、排尿時痛、尿が濁っているなどの症状がある場合には、早めに受診しましょう。産婦人科で治療できます。
抗生物質や鎮痛消炎剤などにより簡単に治りますので、医師の指示を守り、処方されたお薬をきちんと服用しましょう。

また、水分を多めにとり、菌を洗い流しましょう。
無理をせずに安静にして過ごし、陰部の清潔を保ち、尿意を我慢しない、水分を十分に摂取するなど、規則正しい生活を心がけるとよいでしょう。

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