結婚準備で必ずと言っていいほど悩むポイントが「招待客」。
何人呼ぶか、誰を呼ぶか、どの座席にするか……
その作業はまるでパズルみたいに頭を使いますよね。
今回は線引きが難しい「友人&職場の人」を招待する時のポイントを5つご紹介します。
これから結婚式を挙げられる皆様のヒントになりますように!
<職場編>上司は必須!役員は会社の規模に応じて
会社で働いている人の場合、まず上司に結婚の報告は必須。
結婚式をする場合も、家族のみの式で無ければ基本的にはお招きするのがベターです。
苦手・嫌いだから呼びたくない、というのはここでは我慢。
上司を呼ばずに仲のいい同僚だけ招待するのも可能かもしれませんが、上司側としたらあまり気分の良いものではありませんよね。
例え関係の良くない相手でも、出席する・しないは上司本人が決めるもの。
「披露宴をしますので、もし宜しければご列席願いたいのですが」と一声かけましょう。
特に結婚後も仕事を続ける場合には、円滑な業務の為にもまず招待状を。
小さな規模の会社ですと、社長や専務など役員クラスの方もお招きする事も。
上司や在職中に結婚された同僚などに相談し、役員も呼ぶべきかどうかを決めましょう。
全員招待した場合、主賓祝辞は役員クラスの方にお願いするケースが多いです。
<職場編>同僚は業務内容や付き合いで考慮
職場の同僚を呼ぶ場合、まず線引きが難しいところ。
小さな課やチームであれば全員呼んでも問題はありませんが、人数が多いとどこで区切るべきか悩ましいですよね。
まずは、普段職場で顔を合わせる事が多く・同じ業務に携わっている人を優先しましょう。
職場でのあなたをよく知っている方に出て頂くのがポイント。
その次に所属は違うけれど仲のいい方や同期をリストアップします。
もし人数が多くて絞りきれない場合は、同期など気心知れた方に式に呼べない事情を説明し、二次会からお招きするなどの配慮を。
<友人編>最大で15名程度が限界と見ておく
職場同様に、誰を呼んだらいいのか悩ましいのが友人関係。
下手に線引きをして、「あの人は呼ばれたのに自分は呼ばれなかった……」と悲しい気持ちにさせてしまうのも気が引けてしまい、ならば全員呼ぼう!となってしまう事も。
とはいえ80名~100名規模の式の場合、友人席に座れるのはだいたい2テーブル15名ほどが限界。
それ以上になる場合は二次会や後日友人のみのパーティーにお誘いしましょう。
<友人編>今後も長く付き合いたい人を中心に
では、招待する友人はどうやって選べばいいのでしょう?
普段仲のいい友人からまず選び、同じグループで付き合いがあればそちらもリストアップ。
グループ内でも仲の善し悪しはあるかもしれませんが、一部を呼ぶなら全員呼ぶのがトラブルを防ぐポイントです。
もし、招待客同士で仲が悪いゲストがいる場合は、別のテーブルにするなどの配慮を。
そして、まだ席に余裕がある時は、「今後も長く付き合っていきたい人」を優先して招待を。
既に結婚されているご友人がいれば、ご夫婦でお招きしてもいいですね。
今後は家族ぐるみで宜しくお願いします、というご挨拶も出来ますよ。
また、「どうしても呼びたい友人がいるが、他に共通の友人がいないので一人ぼっちにさせてしまうのでは」と心配になり、招待を諦める方もいらっしゃいます。
その際は、気さくで話が上手な別の友人と同じテーブルにし、事前に「一人で参加する友人がいるけれど、気兼ねなくお話してね」など話しておくと当日スムーズに会話も弾みますよ。
もしくは、事前に引き合わせておくのも◎。
逆に、呼べる友人が少なくて新郎(新婦)と人数差がある……という方もいらっしゃるかもしれませんが、お祝いごとに人数の多さは関係なし。
人数合わせで、付き合いの薄い昔の友人知人を無理にお招きするのはお互い気疲れのもとになってしまいます。なるべく止めておくのが無難です。
<まとめ>全員呼べない時こそ二次会をやろう
職場も友人も、呼びたいけれど席の関係で呼べなかった……という方は多いはず。
そんな時こそ「二次会」を開くのが一番です。
職場・友人・趣味の繋がりの人など広く声をかけると盛り上がります。
二次会は披露宴後でも、後日でも出来るのがメリット。
幹事は新郎新婦それぞれの友人から選ぶもよし、いっそ新郎新婦本人がやるのもOK。
友人に頼んで負担になってしまわないかな?と不安な方は、二次会も出来る式場のスタッフさんや、幹事代行の業者さんに頼む手もありますよ。
親族や会社の役員・上司が不在の二次会は、少しカジュアルに羽を伸ばして楽しめる絶好の機会。
多くの方に祝福される、楽しい時間を過ごして下さいね。