結婚式の招待客で欠かせないのが「親戚」の皆さん。
両親や兄弟はもちろんの事、祖父母やおじ・おば・いとこなど、今後も長く付き合っていく事になる方々を招待する時にも必ず悩みどころが出てきます。
今回は、範囲が広い「親戚」を招待する時のヒントを5つご紹介します。
冠婚葬祭に親戚は付きもの
結婚式は新郎新婦の家同士にも繋がりが生まれるイベントでもあります。
特に親戚付き合いは避けて通れないもの。
今後も冠婚葬祭や年末年始など、家族のイベントがある度に顔を合わせる機会がある方々です。
そして、家族に万が一の事が起きた時も助けや支えになるのが親戚。
面倒でもここは将来の為と思って割り切りましょう。
親の意見をまず仰ごう
親戚同士の付き合いは親がよく把握しているもの。
親戚をどこまで呼ぶかは、まず親に聞いてみるのが鉄則です。
たとえ近い親等の親戚でも招待しなくていい人もいますし、遠い親戚(例:父親のいとこなど)でも密な付き合いがあれば招待するケースもあります。
けれど人によっては、親戚を全員呼ぼうとすると招待テーブルがほとんど埋まってしまう、という事もしばしば。
相談する時は必ず、「親族はだいたい○○人までなら座れる」とボーダーラインを設けておきましょう。
これをしておかないと、結局人数が増えてしまって友人や同僚が呼べなくなる事も。
新郎新婦で人数差がある時は?
家族によって親戚の人数はまちまち。
新郎側は20人に対して、新婦側は6人、というケースもありえます。
そんな時は無理に人数を合わせようとせず、そのまま決めてしまってもOK。
挙式だけ親族のみ参加だけど、人数差が気になる……という方は、友人にも挙式から列席してもらうなどして調整してもいいでしょう。
また、本来は呼ぶ予定の無かった親戚の配偶者やお子さんなどもご招待するという方法もありますが、無理にする必要はありません。
親戚の子供は全員呼ぶべき?
自分にとって甥・姪にあたるお子さんならば基本的には招待します。
いとこの子供などは、付き合いによって招待するかどうかが変わってきます。
まずは親の意見も仰ぎつつ、普段からいとこと家族ぐるみで付き合いがあるようであれば、いとこ家族を全員ご招待すると喜んでもらえるかもしれません。
フラワーボーイ(ガール)などの演出を希望するのであればぜひ招待しましょう。
お礼におもちゃやお菓子などを渡すイベントがあれば、お子さんにとっても楽しい記憶になりそうです。
もし親戚の子供が沢山いる場合は、無理に全員呼ばずに演出に必要な子だけお呼びするというケースもありますが、周りとの兼ね合いで一部だけ呼ぶのが難しい場合は「親戚の子供は呼ばない」か「全員呼ぶ」の二者択一になる事もあります。
後に「あっちは呼ばれたのにうちの子は呼ばれなかった」と恨み言を言われないように気を付けたいところ。
親戚じゃないけれど……ご近所さんを呼ぶ場合も
地域差や家族の習慣にもよりますが、中にはご近所さんや、新郎新婦の両親と付き合いの深い方をお呼びする事もあります。
例だと、自営業の親御さんが取引先の方をご招待するケースなども。
新郎新婦本人に関係が無い人でも、もしかしたら招待すべき方がいらっしゃるかもしれませんので、予め両親に確認を取りましょう。
特に結婚して実家を出られる新郎新婦の場合、実家のご近所さんは両親にとって心強い存在になります。
「自分には関係ない人なのに……」と思わず、快くお招きしましょう。