結婚式代だけじゃない!?結婚が決まったら用意すべき5つの費用

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結婚式は何かとお金がかかるもの。

そのために2人で貯金を始めよう!という2人も多いと思います。

ですが、結婚準備を始めると、予想外の出費でお財布のひもを緩めなければならないことも…。

結婚式代以外にも必要なお金について把握することで、十分な資金を準備しておけるようにしましょう。



両家顔合わせ

結婚の話が決まったら、必ず行うのが両家の顔合わせ。
結納または顔合わせ食事会として、きちんとした一席を設けるカップルが大半です。

・結納を行う場合
男性側が用意するものとしては「結納品」「結納金」「婚約記念品」があります。
女性側は「結納返し」「婚約記念品」を用意するのが一般的です。
さらに両家が共通して負担するのが「会場費」、仲人を立てる場合は「お車代、謝礼」も必要です。

結納は地域ごとに違いもありますし、結納金を省略したり、仲人を立てないことも多いので、各カップルによって必要な資金は異なります。
お互いの経済状況に見合った金額を、2人で話しあって決めるのが望ましいです。

・顔合わせ食事会を行う場合
最近は結納を省略し、両家揃ってホテルや料亭などのあらたまった場所で食事をするスタイルをとる人達も多くなっています。
この場合、2人が両家をお招きする立場となるので、食事のコース料金や会場費などのかかる費用は2人で負担します。
男性側が招き入れる側だから、と全額負担を申し入れてくれることもありますが、その時はお任せしても構いません。

食事会の際に婚約記念品を交換する場合は、男性・女性ともに用意しておく必要があります。
男性は婚約指輪やアクセサリー、女性は時計やスーツを贈るのが一般的です。
男性側はだいたい30万~40万円、女性側は10万~20万円ほどが目安といわれています。(結婚情報誌『ゼクシィ』2006年調べ)

どのようなスタイルを取るのかは、2人で話し合うのはもちろん、両家の意向も確認したうえで決定しましょう。
結納金の有無や、婚約記念品にかける費用などは、お互いの経済力に合わせて予算を立てておくと安心です。

前撮り

結婚式の当日はとても忙しく、希望の場所やポーズで写真を撮るのは難しいです。
また、お色直しはカラードレスだけれど、和装の写真も残しておきたいという人もいると思います。

そのような要望を叶えることができ、当日のアイテムにデータを使えるという理由から前撮りを行う人も増えてきています。
前撮りには大きく分けて「式場で撮影」「スタジオ撮影」「ロケーション撮影」の3つがあります。

・式場で撮影する場合
チャペルや披露宴会場を気に入った人は、式場での前撮りがおすすめです。
時間のない当日では撮れないポーズやアングルを希望通りに撮ってもらうことができるので、「バージンロードに座っているところ」「指輪交換の手元のショット」などの写真を残すことができます。
また、式場提携のヘアメイク・カメラマンが担当するので、当日のリハーサルにもなります。
ただ、撮影可能な日が平日に限られるなどの制約もあるので確認を忘れずに。

前撮りの料金は式場によって異なり、洋装・和装・洋和装のどれを選ぶかによっても値段が変わりますが、だいたい5万~20万円ほどかかると考えて良いでしょう。

・スタジオ撮影
前撮り写真を請け負う業者に依頼し、フォトスタジオ内での撮影を行うパターン。
衣装+メイク+六つ切り台紙1カットが基本プランになり、全データやアルバム等は別料金、といところが多いようです。
ロケーション撮影よりは比較的お安い値段設定をしている業者が多いです。

スタジオ内での撮影は・ライティングにこだわることができる・天候、気候に左右されない・関係者のみの空間なのでリラックスできる、などの利点があります。
親族に配りたい、記念の1枚を残しておきたい、などといった動機で前撮りを考えている方にはおすすめです。

・ロケーション撮影
スタジオではなく、屋外での撮影を行うもの。
有名な庭園や建物、また四季を感じさせる風景での撮影が可能です。
料金プランはスタジオ撮影と同様の場合が多いですが、撮影の特性上、お値段はやや高めになるようです。

ロケーションならではの雰囲気のある1枚を撮れたり、様々なバリエーションの写真を残せたり、季節感を取り入れることができるなどのメリットがあります。
思い入れの場所がある、理想のシチュエーションがある、記念のアルバムを作りたい、などの写真に対するこだわりがある人は、ロケーション撮影がおすすめです。

前撮りは依頼する業者や着用する衣装、データの枚数などの料金プランによって費用が変動します。
「写真」というアイテムにどれだけの予算をかけるのか、自分たちのこだわりを話しあっておくといいと思います。

メンテナンス代

一生に一度の花嫁姿を残すなら、自分史上最も美しい姿でありたいもの。
そのためには、普段からのケアにプラスして、特別なメンテナンスをしておきたい、と思うのが女心。

先輩花嫁の多くが実践しているものとしては

・脱毛
・ブライダルエステ
・シェービング
・まつげエクステ
・ネイル
・サロンでのヘアケア

などが挙げられます。
エステやシェービングは申し込むプランやコースによって料金は異なりますが、本気で通うとなるとウン十万円とかかることになります。

普段の生活ではまつエクやネイルとは無縁だったという人も、一生に一度だし、と思い切ってチャレンジすることが多いようです。

自分磨きのためにお金をかけたい!と考えている人は、自分の希望を叶えるためにはどのくらいの費用がかかるのかを一度調べてみるといいでしょう。

ウェルカムアイテム

最近の結婚式では、受付周辺を自分たちで飾り付け、オリジナリティを出すことができることが多いです。
ですが自分たちで用意する=式場に支払う費用とは別の出費となるわけです。
ここにこだわりたい人は、それだけの準備が必要となります。

一般的なアイテムの例としては
・ウェルカムボード
受付に立てている案内板。
前撮りの写真や似顔絵、といった定番のものから、手作りのものまで様々なタイプがあります。

・ウェルカムドール
受付に置いてある人形のこと。
ダッフィーやキティちゃんといったキャラクター、動物モチーフ、手作りのぬいぐるみなどが多いです。

・写真立て、イニシャルブロック、キャンドルなど
飾り付けのスペースが設けてある場合は、様々なアイテムを用意し、置くことができます。
自分たちの式のイメージに合ったものを購入したり、手作りして、オリジナルの空間を作ることができます。

お車代、お心付け

招待したゲストの中には遠方からくる方や、何らかの役割をお願いしている方がいらっしゃると思います。
そんな方たちには、お心付けとしてきちんと感謝の気持ちをお渡しすることが重要です。

遠方ゲストには交通費の片道~往復の額、宿泊が必要な場合はその費用も負担するかどうか考えておきましょう。
また、招待する際には交通費・宿泊費の負担額について一言お伝えするのを忘れずに。

その他、ゲストに渡すお金には以下のようなものがあります。

・仲人…お礼:20~30万円、お車代:1万円
・司会、写真撮影…2~3万円(友人知人に依頼した場合)
・主賓…1万円~
・乾杯…1万円~
・受付…3,000円~5,000円(友人)
(『ゼクシィ決定版 イマドキ結婚の常識&マナー』2009年発行 より)

上記以外にも、余興を依頼した人や、二次会の幹事、アイテム製作などを頼んだ人には必ずお礼の気持ちを伝えましょう。

今回挙げた5つの項目以外にも、色んな場面でコストがかかってしまうものです。
だからこそ、自分が何にこだわりたいのか、どこにお金をかけたいのか、じっくりと考え備えることが大事なのです。

思い残しのないウェディングにできるよう、計画的に準備を進めていきたいですね。

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