『自分のことは自分でできる』子を育てる。口や手を出しすぎると自立できなくなる!?

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朝自分で起きる、時間を守る、言われなくても宿題をする、片づけをする。

毎日のことができていないと、親はイライラしがちです。つい、「片付けなさい!!」なんて大きい声を出してしまうこともありますよね。大きい声で片付けろと命令した挙句、見ていられなくて親が片付けてしまっていてはいつまでたっても片付けられるようになりません。

ちょっとのコツでできる子になるかもしれないので試してみてください。

自分で起きることができる

大人になってもできない人が意外と多いかもしれないですね。

まず第一に、子供が自分で起きる為には十分な睡眠が必要です。まずは生活リズムを見直してみてください。
そのうえで、
・目覚ましを自分でセットさせる
・苦い経験をさせる
・起きなくても、せかさず時刻を教えるだけにする

遅刻しないギリギリまで放置することはできますか?「朝ごはんが食べられなかった」「ギリギリで先生に注意された」など苦い経験を通して、自分の行動に責任を持つということを学ばせてみてはどうでしょう。

翌日の準備ができる

絶対にしてはいけないことは
・親が持ち物をそろえる
・忘れ物を学校へ届ける
我が家の子供の通う学校では、忘れ物を届けることは禁止されています。

できる子にするには、
・一緒にチェックリストを作ってみませんか?
慣れるまでは、親が一緒に確認しましょう。
・忘れ物をして困った状態を経験させる
子どもによっては、友達に見せてもらうからと平気な子もいるようですが、相手をいやな気分にさせているかもしれないことや、迷惑をかけているということを諭すことも親の役割です。

片づけをする

 大人でも片付けられない人がいますよね。それくらい難しいことなのかもしれません。だからこそ、子どものときからしっかりと習慣づけさせたいものです。
・「出したら戻す」なんども繰り返していう
できるまで待つ忍耐が必要です
・片付けをすることのメリットを理解させる
・子供に気付かせるような声掛け

片付けの場合は、親の忍耐力がかなり必要です。
はじめは、一緒に片付けてあげましょう。男の子だと、片付け方がわからない。なんて子もいるようです。

出されたものを残さず食べる

家庭での躾がよくわかるのが、食事の場面ですよね。
食べ方一つでその家庭が見えると言っても過言ではありません。

場所をわきまえず、食べ物を与えたり、子供が好きなものしか作らないというのは考え物です。

おやつを与えすぎない、嫌いなものは克服させるというより食べられるものを増やしてあげよう、という気持ちで声掛けしてください。

忍耐力

働いているお母さん、お父さんからすると、時間のない朝にさっさと起きない!仕事から疲れて帰ると、服は脱ぎっぱなし、宿題はしていない、遊んだものが出しっぱなし。急いで作った夕食を食べ残す・・・なんてことが毎日だとイライラするのも無理ないですよね。
 でも、口や手を出しすぎると確実に自立できない子供になってしまいます。
自立できない子供が大人になると、一生困るのは親ですよね。
 今なら、まだ間に合います。イライラするかもしれませんが、グッと堪えて、子どもが気づくまで待ってみてください。気づいたら一緒に手伝ってあげてください。気づかなければ、気づくような声掛けをしてあげてください。

 親の忍耐力が自立できる子供を育てるのですから。

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