ガールスカウトってどんなことをするの?魅力いっぱいです!

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街中で、募金活動などをしているガールスカウトを見かけたことはありませんか?

小学校に入ると、クラスにひとりくらいはガールスカウトの子がいるのではないでしょうか。

名前を知っていても、活動内容はあまり知られていないガールスカウト。

魅力いっぱいの活動内容をご紹介します。



ガールスカウトとは

ガールスカウトは、約100年前にイギリスで発祥しました。
ボーイスカウトの創始者であるロバート・ベーデン-ポウエルが、少女たちのためにガールスカウトを作り、妻であるオレブに運営をまかせたのが始まりです。
現在は日本をはじめ、約150の国で活動が続いています。

『自己開発』『人とのまじわり』『自然とともに』の3つの基本理念のもと、さまざまな活動を行っています。
ガールスカウトはそれぞれの地域で『団』という単位で活動を行っており、団によって活動内容や集会頻度は異なります。

キャンプ活動

夏になると、キャンプ活動が盛んになります。
団で小規模のキャンプをしたり、同県内の団が集まってキャンプをしたり、全国キャンプもあるんです!
長野県の戸隠には、ガールスカウト専用のキャンプ場があるんですよ。

全国から集まった初対面の少女たちが、協力してテントを張ったり食事を作ったりして一緒に過ごす…。
協調性や自主性が鍛えられ、自然に関する知識も身につきます。
高学年になると班のリーダーをつとめることになりますので、リーダーシップも鍛えられます。

泊りがけのキャンプのほかに、日帰りのデイキャンプを行うこともあります。
野外で料理をするため、自然と料理の腕が上がりますよ。

慈善活動

ガールスカウトの主な活動のひとつに、慈善活動があります。
街角で募金活動を行ったり、慈善バザーを行っています。
また、老人ホームや障がい者施設などを慰問に訪れることもあります。

国内のみならず、海外支援もしています。
戦争や災害などで辛い思いをしている子どもたちのために、物資を集めて送る活動を行っています。

地域活動のお手伝い

地元に貢献するというのも、ガールスカウトの基本理念のひとつです。

いつも活動している地域のごみ拾いをしたり、清掃活動を行います。
地元のお祭りや行事に参加することもありますよ。
バザーのお手伝いやマラソン大会などの運営のお手伝いをしている団もあります。

地域のイベントがあった際は、運営サイドに注目してみてください。
意外とガールスカウトが参加していることがありますよ。

国際交流

世界中にいるガールスカウトとの国際交流も積極的に行われています。

海外に研修に行ったり、世界で行われるセミナーへ参加します。
海外のガールスカウトが日本のガールスカウトの家にホームステイに訪れることも!

毎年2月22日はワールドシンキングデイという日に定められており、世界中のガールスカウトが友情を祝うとともにさまざまな活動を行います。
世界規模の問題について学んだり、行動を起こして資金調達などを行います。
ワールドシンキングデイをきっかけに海外のスカウトとカードを交換したり、文通を始めるケースもあります。

ガールスカウトは自ら考えて行動できる女性を育てています。
幅広い知識や力を身につけられるので、習い事のひとつとしてとってもおすすめですよ。

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