妊娠中はシミが出来やすい時期。紫外線対策を忘れずに!

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妊娠中は、黄体ホルモンの分泌が活発になります。その為、妊婦さんはシミができやすくなったり、色素沈着が起こったりしがちです。

出産後に薄くなるものもありますが、シミはなかなか消えにくいので、日ごろから紫外線対策をしましょう。



◆サングラスの役割

サングラスは、オシャレだからとか、眩しいからと言う理由でかけるだけではありません。
実は、サングラスは、紫外線対策にはとっても大切なアイテムなんです。

瞳は、紫外線量を察知するので、紫外線が強いと、脳に伝達され、メラニンを発生させて、肌へのダメージを防ぐ役割があるのです。つまり、眼から入ってきた紫外線が、肌のシミを濃くするということになってしまいます。
ですから、サングラスをかけることによって、シミを軽減させることが出来ます。

日焼け止めや日傘と同じように、サングラスをかけるようにしたいですね。
選ぶときの基準は、レンズの色が暗すぎないもので、UVカット加工がされているものを選ぶことです。暗いと瞳孔が開いて、眼に良くありません。

◆日傘、UVカット加工の効果の持続性

日傘は、黒い方が紫外線対策には良いというイメージから、多くの女性が黒い日傘を差しているのが目立ちます。
確かに、黒は紫外線を吸収してくれるので、紫外線防止をしてくれるのですが、最近は、UVカット加工がされているので、黒でも白でも大した差はないようです。
ただし、内側は白っぽいとアスファルトの照り返しがあって紫外線を浴びてしまうことにもなりますので、出来れば内側は暗い色がよいでしょう。
大事なのは、何色の日傘であっても、UVカット加工の効果は、使い込むと落ちるということ。
扱い方にもよりますが、使う頻度が多い物であったら、2~3年に1度は買い換えた方が良さそうです。

◆ちょっとそこまでや洗濯時も!

ちょっとお庭やベランダで洗濯物を干す時、お外での作業や近くへ買い物などの時も、紫外線対策をしないととても危険!
毎日のたった数分でも、お肌のシミの元、しわや老化の原因になってしまうのです。特に、妊婦さんは、シミになりやすいので気をつけましょう。
今は、オシャレなUVケアアイテムもたくさんあります。ノーメークや素肌のままお日様の下に出ることのないようにしっかり紫外線対策を!

◆敏感肌用の日焼け止め

妊娠中は、特にお肌がいつもとは違って敏感になるママもいると思います。
香りなども強かったりすると、つわりや体調の悪い時などは、気分がもっと悪くなってしまったり・・・。
日焼け止めも、デリケートなお肌に使えるタイプが良いと思います。赤ちゃんが産まれても、敏感肌用の日焼け止めの方が、ママと赤ちゃんとのスキンシップの際も安心です。

◆紫外線と食べ物の関係

オレンジ、グレープフルーツ、レモンなどは、光毒性物質「ソラレン」を含み、紫外線に過敏に反応する性質があります。
お肌を守る為には、朝はたくさん取るのは控えた方が良いかもしれません。
ただし、ビタミンCは美白作用があるので、夕方以降摂るなどすれば、効率的に摂取することが出来ます。

また、日焼けをしてしまったり、紫外線を浴びた日は、水分補給と、紫外線に効果のあるものを食べると良いと思います。
シミの原因、メラニン生成を促進する活性酸素を除去する働きをするのは、リコピンが良いようです。
抗酸化作用のあるリコピンが含まれているので有名なのが、トマト!
モロヘイヤにも、β-カロチン、ビタミンEが豊富に含まれ、紫外線を浴びた日には摂りたい食材と言えます。

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