無痛分娩のメリット4選。お産がラクになる?

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海外では当たり前のように行われている無痛分娩。

ここ日本ではあまり浸透していませんが、少しずつ無痛分娩ができる産院が増えてきました。

無痛分娩に興味があるけど、実際どんなものなの…?と思っていらっしゃる方に無痛分娩のメリットをご紹介します。



お産の痛みが少ない

無痛分娩の最大のメリットは、お産の痛みがやわらぐということ。
初めての出産に臨む方は『どれだけ痛いのか心配、怖い』という不安がありますよね。
麻酔で痛みをやわらげる無痛分娩であれば、普通に産むよりは痛みが軽減されます。

ただし、まったく痛くないわけではありません。
麻酔を入れるのがとっても痛かった!という経験者もいるようです。

事前に出産日を決められる

自然分娩の場合は、陣痛が来るか破水するのを待つことになりますよね。
無痛分娩の場合は、事前に出産日を決めることになります。

あらかじめ予定が決められるので、入院準備などがスムーズにできます。
また、急な陣痛や破水が来たらどうしよう…という不安もなくなります。

出産日は赤ちゃんの成長具合や子宮口の状態を見て決めます。
自分の都合では出産日が決められませんので、注意してくださいね。

産後の回復が早い

初産の場合、出産には24時間以上かかることは珍しくありません。
長時間の陣痛の苦しみもあり、予想以上に体力を消耗してしまいます。

無痛分娩の場合は、自然分娩に比べて痛みを感じる時間が短いです。
そのため体力の消耗が少なく、産後の回復が早い傾向にあります。

上の子がいたり、里帰りしないので産後の回復は早いほうがいいなという方には無痛分娩はおすすめと言えます。

リラックスして出産にのぞめる

上で述べたとおり、無痛分娩は自然分娩に比べて痛みが少なく、出産日が事前に決められます。
そのため、『痛くて耐え切れなかったらどうしよう』『いつ陣痛がくるんだろう』などの不安を抱く必要がありません。
リラックスして出産に臨めるというわけですね。
緊張しやすかったり、痛みに弱い人にはぴったりの出産方法です。

また、自然分娩では『赤ちゃんが生まれてきた感動より痛みの方が勝っていた』という方もいるようです。
無痛分娩なら、赤ちゃんが生まれる感動をしっかり味わうことができます。

もちろんデメリットもあります

無痛分娩にはメリットだけではなく、もちろんデメリットもあります。

麻酔が効きにくい体質の方では、結局自然分娩並みの痛みを感じることがあります。
また、産む時は確かに痛みが軽減されたけれど、麻酔を入れるのが死ぬほど痛かったという方も。
麻酔が効いてくるとうまくいきむことができず、吸引分娩や鉗子分娩になる確率も上がるようです。

メリットとデメリットをしっかり理解した上で、無痛分娩を選択してくださいね。

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