あれっ!?他の子と違う?子供の気がかりな行動

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特に問題がなかった成長過程

待望の妊娠、そして出産。この世に生まれてきたわが子を抱きしめて、初めてママになった喜びを噛みしめる間もなく、慌ただしくお世話に翻弄される毎日が続きます。
夜中に授乳するために睡眠時間も思うように取れなくて、子供のお昼寝の時間くらいしかゆっくり休むようなこともできないそんな中で、わが子の笑顔に癒された経験があるママも多いのではないでしょうか。そして首が座り、寝返りができ、ハイハイをするようになり、はじめの一歩が出た時には感動すら覚えたことでしょう。そして、誰もがそのように当たり前に育っていくと信じて疑わないのです。

検診などでの指摘の有無

1歳半検診や3歳児検診など、住んでいる地域によって異なるようなのですが子供の健康診査が行われます。そこでは、保健師の資格を持った方が対面し、子供の様子を観察したのち月齢相当の発達をしているかどうか、栄養面から見た発育状態はどうかなど、様々な観点から総合的に判断されます。しかし、担当された保健師によっては偏った見方による判断を下されることも多いのです。もっとも、その場限りの判断であるから見落とす点があるのも無理はないかもしれません。子供が緊張してしまったりその場の雰囲気などによっていつもできていることが検診会場のその場ではできない、またその逆のパターンもあると思います。とにかく初めて会った保健師にすべての判断を任せることはできないということが言えるのです。

集団生活の場などで起こる不安

子供が保育園や幼稚園に通園するようになると、時期を経て徐々にその生活に慣れてきます。最初は手探りで子供と接していた先生も、それぞれの子供たちの性格や人柄などが把握できてくるのです。夏になるころには子供の気がかりな行動というのは本格的に目についてくるのです。毎日子供と接している先生なので、検診の際の保健師とは違って冷静に判断できるのです。ママの側からすれば、同じ月齢の子供たちの中でわが子がどのように行動しているのかを見る機会もたくさん訪れます。そんな中で、先生から指摘されたりまたはママが漠然とした不安を覚えるような状況が出てくるのです。

漠然とした不安の原因を探る

先生から気がかりな点を指摘されたとして、その内容というのは実に様々あります。例えば集団生活の中にうまくとけ込めていない、子供自身の強いこだわりが何かしら見受けられる、じっとしていることができずに常に動き回ってしまう、絵をかいたり人と会話したり読んだり書いたりするといったことができないなどがあります。そういった指摘の中には、前から気になっていたけれど子供特有の行動であると思って見過ごしているママもいらっしゃると思います。もちろん、そういった側面も持ち合わせていますし、性格的なことだったり成長の過程で指摘されるような行動が解消される場合もあるのです。しかし、そのような行動の中に特定の原因がある場合もあります。

子供をよく見て、対応する

先生から指摘される気がかりなことを、子供に対して怒ってはいけないのです。もしその行動が特定の原因によって引き起こされているとしたら、怒って間違いを正そうとしても無理が生じます。子供自身がやろうと試みても周りのお友達と同じようにできないことがあるからです。それはその子の特性であり手助けが必要な部分なのです。一度専門医を受診してみることも必要かもしれません。そしてママが正しい知識を身につけて子供と向き合うこと、そのことによって子供は成長していくことができるのです。

新米のママにとって、子供の発達というのは特に気になる点です。わが子が他のお友達とは違う行動をしていたり、育児書などに書いてある発育状況と少しでも違うようだとなおさら不安になってしまうものだと思います。そしてその多くは○歳児検診などで保健師の方に指摘されたりということがなく過ごしてきてしまったような場合に起こることなのだと思います。

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