「今日も楽しかったよ」と、子供が幼稚園から元気に帰って来てくれると嬉しいですよね。
子供にとって1度しかない幼稚園生活を、ママも一緒に楽しめたら最高です。
幼稚園の先生と仲良しの好感度の高いママになって、幼稚園生活を一層充実したものにしましょう。
「先生」として尊敬する
幼稚園の先生は、正式には、「幼稚園教諭」です。
幼稚園教諭になるためには、まず、大学や短大などで幼稚園教諭になるための勉強をして、国家資格である「幼稚園教諭免許」を取得する必要があります。
免許状をもらったら、次に幼稚園教諭採用試験を受けて、合格すれば、晴れて幼稚園の先生になれます。
少子化の影響で、採用数が少なく、幼稚園の先生になるのもなかなか大変そうです。
とくに、公立幼稚園の教諭は公務員なので、かなりの高倍率を勝ち抜かないと採用されません。
幼児教育のプロである幼稚園の先生に、尊敬の気持ちを持つことが第一だと思います。
「子供が一番頼れる人」として、ママも頼りにする
幼稚園は、子供にとって初めての集団生活の場だと思います。
また、子供が「先生」と呼ぶ最初の人が幼稚園の先生、という場合も多いと思います。
お友達と仲良くできるか。
次に何をしなくてはいけないか。
無事に幼稚園生活が送れるか。
子供は、慣れないことが多くて、不安がいっぱいかもしれません。
ママにとっても、幼稚園ママデビューは、ドキドキですよね。
幼稚園での困りごとを、一手に引き受けて解決してくれるのが、先生です。
言葉でうまく伝えられない子供にとって、幼稚園の先生は小学校の先生以上に頼りたい存在。
ママにとっても、大切な子供を、1日預かってお世話したり歌を教えてくれたりする人です。
子供には「困ったことは、ママも先生に相談するね」と話して、親子で頼りにさせてもらいましょう。
元気よくあいさつする
「顔を見たらまずあいさつ」は、子供でも大人でも人付き合いの基本です。
先生なら、なおさら。
面倒だからと、気づかないふりをするのは、百害あって一利なし、です。
先生を見つけたら「おはようございます」「こんにちは」と、まず声に出して、さらに一言続けます。
できれば先生に関係のあることを、具体的に添えるようにしてみます。
先生は忙しいので、返事の必要のない簡単な言葉を選びます。
回答の必要なややっこしいことは、別の機会に話すことにします。
「昨日は、お弁当をこぼしたときに片付けて頂いてたすかりました」
「クレヨンの使い方を教えて頂いたのが気に入って、家でもお絵描きをするようになりました」
「今朝は少し元気がないようなので、ちょっと様子を見て下さい」
何も思いつかないときは、「いつもありがとうございます」だけでも、大丈夫。
とにかく、いつも声をかけることが大切です。
タイミングよくお礼をする
おもらしやお弁当などで服を汚してしてしまったとき、先生は幼稚園の服に着替えさせたり、汚れた服を洗ったりしてくれます。
また、お友達とトラブルがあったときは、その様子を教えてくれると思います。
仕事なんだから当たり前と言えばそれまでですが、普段より余計にお世話になった場合は、お詫びやお礼が必要です。
普通は、すぐに電話をするか翌日手紙を渡して、次に会えた時にさらにお詫びを言えばよいのですが、お詫びのついでに手作りのお菓子などを持参するのも良いと思います。
何もないのに持参するのは難しいのですが、ちょっとしたお詫びに持参すれば、好感度アップ間違いなし。
こっそり渡せない場合もあるので、職員室の人数を考えて、分けやすいものを持参するのが無難です。
お詫びのチャンスがない場合は、先生の誕生日や子供の病気休み明けなどのタイミングで、ハンカチのようなものを手紙と一緒に渡すのもありだと思います。
先生も人間であることを忘れない
幼稚園の先生は、若い女性が多く、同世代や年下ということもあって親近感がわきます。
つい友達感覚になってしまうこともありますが、そういう態度は、仲良くなってから、子供抜きの場合に限ります。
独身女性だったりすると、結婚もしていないのに、子供も産んだことないのに、何が分かるの?と陰で言うママもいますが、そういう気持ちは伝わってしまいます。
もちろん、先生はママによって子供に接する態度を変えたりはしません。
でも、人間である以上、好きなママと苦手なママができてしまうのは、当然です。
幼稚園生活は、2~3で短いですが、社会性が育つ大切な時期です。
ママが幼稚園の先生とどのように接しているのかを、子供はよく見ています。
いろいろな立場の大人と、仲良く楽しんでいるママを見て育った子供は社交的になります。
子供の良い見本になれるよう、ママも幼稚園生活を楽しんで下さい。