産後の病室、大部屋での5つのデメリット。金額だけで大部屋にするのは間違い!?

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出産という大仕事を終えた途端、育児という大仕事が始まります。

産後は心も体も非常にデリケートな時期。

「安いから入院中は大部屋でいいや」なんていう軽い考えが、産後うつのきっかけになるかも!?

今回は大部屋のデメリットを5つご紹介します。



他の人の生活音、赤ちゃんの泣き声が気になる

大部屋では他人の生活音がどうしても気になります。
他の赤ちゃんの泣き声や面会の人との会話(大人同士ならまだしも、小さな子ははしゃいでしまいがちですし)など。
せっかく自分の赤ちゃんを寝かしつけたのに、物音で泣いて起きてしまう、なんていうことも何度もあるでしょう。
昼間ならともかく、夜、他の赤ちゃんの泣き声につられて皆が起きてしまうのはやっぱり辛いものです。

自分の生活音、赤ちゃんの泣き声が気になる

他の人がうるさいのは我慢できても、自分や自分の赤ちゃんの泣き声が周りに迷惑をかけているのはやっぱり居心地悪いですよね。
もちろんお互い様なので、周りの人と良い関係を築けていれば大丈夫なのでしょうが、最近は大部屋と言っても一人ひとりカーテンで区切られていて、わざわざ交友を深めるような雰囲気では無いことも。
「早く泣きやんで~!!」と、自分の赤ちゃんにイライラしてしまい、そんな自分が嫌になってしまったり…。

気兼ねなくオナラができない

オナラなんてそんなに何回もしないし…と思っているアナタ。
実は、産後は骨盤の緩みなどが原因となって、オナラが増える人が多いんです。
そんな時、大部屋では気楽にオナラをすることもできません。
毎回トイレまでいくのは産後の体ではとても大変ですし、前触れ無く出てしまって、恥ずかしい思いをしてしまうことも。

パパが通いづらい

大部屋だと、周囲のことを考えてしまうので、実はパパも通いづらい。
あまり大きな声を出せないし、本当は猫なで声で「可愛いでちゅね~」なんて言いたくても言えなかったり。
おじいちゃんやおばあちゃんも同様です。
せっかくの赤ちゃんの誕生を祝いたくても、周囲を気にしながらっていうのは結構疲れてしまうものです。
大部屋だと、なかなか長居もできませんし…せっかくの家族の時間をゆっくり過ごしたいなら、断然個室です。

周囲と母乳の出を比べてしまう

どのお母さんにとっても、母乳の出って気になりますよね。
最近は病院で「母測」といって、赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めているかを授乳前後の体重から測ってくれることがあります。
この時、大部屋だと、他の人の結果も聞こえてしまうんですよね。
自分の母乳の出が順調なら良いですが、周りのみんなが20g、30gとたくさん飲めているのに、自分だけ「5gです」なんて言われたら、自分を情けなく思い、責めてしまったり…。
こういう風にストレスを感じることこそ母乳の出を悪くする原因なので、悪循環です。
泣きたくっても周囲が気になって思いっきり泣けないし、どんどん気持ちが塞がる一方です。

確かに個室は大部屋に比べたらお金がかかります。
けれど、初めて大切な我が子と一緒に過ごす時間を、誰にも邪魔されることなく、心穏やかに過ごしたいとは思いませんか?
金額だけで大部屋を選択して、後悔する、なんてことがありませんように。

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