里帰り出産のメリットとデメリットまとめ

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出産の際、周りのサポートとはとても重要です。

実際、里帰り出産をした、又は予定する方が全体の52%、さらに出産後に里帰りしたという方を合わせると70%にも上り、産後のサポートを実家に頼っています。

では、里帰り出産することは夫婦にとってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。



出産の時は突然やってくる

それも、陣痛かもしくは破水か・・・どんな状態から来るのかは予測不能なもの。

パパが仕事でママ一人なんて不安。
かといってパパさんもきっとあたふたとしてしまいそうですよね。

そんな時に頼りになるのはやはり先輩ママさんの存在ではないでしょうか。

一度は経験していることなので、その不安や痛みと”大丈夫”ということをよく知っています。

落ち着いて的確にどうすればよいか教えてくれるので、自然とこちらも安心し落ち着いていられるものです。

また、入院前に準備していても足りないものが出てきます。

私も、完全母乳のつもりでいたのですがこれが大変で急きょ、粉ミルクと搾乳器を実母に買い足してもらうようお願いしたのです。

赤ちゃん用品から自分の入院中の着替えまで、細かく気が付いてくれるので、さすが先輩ママさんといったところです。

いざというときとても大きな存在となってくれることでしょう。

大変なのは産むときだけではありません

むしろこれからが助けが必要となるときです。

出産で体力を使ったママさんに待っているのは約3時間置きの授乳と赤ちゃんのお世話なのです。

出産を経験した女性のほとんどは睡眠障害になっているといわれています。

休めるときに少しでも休んでおきたいものです。

気兼ねなく赤ちゃんのお世話をちょっとだけお願いすることができるでしょう。

また、母乳の場合はママの食事にも気を使う必要があるので細かい注文ができるのも実家ならではかもしれません。

パパの育児参加の遅れ

里帰り出産となるとどうしてもパパと離ればなれになってしまします。

産前産後あわせるとおよそ2ヶ月~3ヶ月は実家のお世話になる方が多い様で、とても長い期間会えなくなってしまうのです。

遠方であればなおさら、産まれてすぐの赤ちゃんに会うことも抱くこともできません。

赤ちゃんとの初対面が帰宅後なんてことにも。

できる限り、電話やメールなどパパと連絡をまめにとり少しでも赤ちゃんの存在を身近に感じてもらえるよう工夫が必要になってきます。

お金がかかる

里帰り出産となると、実家までの往復の交通費や病院での診察代なども含めて大目に準備しておく必要があります。

妊婦検診の補助券も使えないので、検査代は一旦支払い、帰宅後、払戻しの手続きになるので、初診料のほかにプラス病院代がかかってきます。

さらに、産後の御礼等目に見えない出費も考えなければいけません。

最後に

里帰り出産について参考になりましたか。

新しい家族を迎えるにあたり、パパにとってもママにとてもストレスがないのが一番です。

環境や事情が家庭によって違うものですから、どちらがいいということもないでしょう。

今回、紹介したメリット・デメリットを踏まえたうえで、里帰り出産の参考にしていただければと思います。

お互いに、日ごろからしっかりとコミュニケーションをとり、どこで出産するのが良いの夫婦で話し合って決めてきたいですね。

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