赤ちゃんが2人?上の子の赤ちゃん返りの対処法!

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2人目を出産したママ、3人目、4人目と子どもを出産したママのほとんどは経験があると思います。上の子の赤ちゃん返り!
上の子と下の子が近ければ近いほど上の子は赤ちゃん返りすると思います。そんな上の子の赤ちゃん返りの対処法を紹介します。



赤ちゃん返りとは?

赤ちゃん返りとは、ママ気持ちが赤ちゃんにうつってしまったのを自分に戻すために赤ちゃんのようになってしまうことを言います。
赤ちゃんのようにかまってほしくて、何もしなくなったり、甘えたり、いたずらしたりします。年が低いほど赤ちゃん返りは起こりやすいといわれています。
おっぱいをほしがったり、ミルクを飲んだり、またはおしゃぶりをしていなかったのに突然したりともう卒業したようなことをします。
年がちょっと大きくなると、言葉で表したり、いたずらしたりもします。
ママにとっては、上の子のワガママと思って、イライラしてしまったりしますよね?
赤ちゃん返りをするのは、上の子が我慢をしたり、かまってもらえなかったりするストレスのためです。
ママはそれを理解してあげるとよいでしょう。

赤ちゃんが生まれたときの上の子の気持ちは

ママが出産するときから離れ離れになった上の子は、不安でいっぱいです。
そんな不安いっぱいな中、やっとママと会えたと思ったら、ママの腕の中には赤ちゃんが抱かれていて上の子は赤ちゃんにママを取られたと思います。ママだけでなく、パパたちも赤ちゃんへ関心がいくため、上の子は今まで自分に向けられていたものがすべて赤ちゃんにいってしまったと思いますよね!
どうすれば、ママやパパたちが自分のほうへ関心を持ってくれるのか?どうしたらママを赤ちゃんに取られないか?
上の子は必死に考えるわけです。そういった中で、ママにかまってもらえる方法として、甘えたり、何もしなくなったり、いたずらしたりとママの気を引こうとするのです。
子どもにとって、ママは絶対的な存在です。そのママが誰かに取られたとなったら、不安になりますよね。
その気持ちを少しでもママがわかってあげると赤ちゃん返りもそんなにイライラしなくなると思います。

言ってはいけない言葉とは?また、言ってあげるとよい言葉は?

「お兄ちゃんなんだから」「お姉ちゃんなんだから」という言葉は避けたほうがいいでしょう。
上の子とすれば、なりたくてなったわけではありません。それなのに、突然そんなことを言われて、自分はほっとかれてしまってるわけです。
こういう言葉を言われてしまうと、ますます赤ちゃん返りはひどくなるし、下の子にいじわるするようになってしまいます。
逆に、「お兄ちゃんらしいね!」「お姉ちゃんらしいね!」という褒め言葉はよいそうです。
褒められることでうれしくなり、ママが自分のことを好きでいてくれてると思いますし、下の子の面倒も見るようになります。
怒る言葉より褒める言葉をたくさん言ってあげることがいいでしょう。

赤ちゃん返りの対処法は?

対処法は、まずは上の子のしてほしいことをできる範囲でしてあげましょう。
思いっきりしてほしいことができると少しずつ赤ちゃん返りが減ってくるでしょう。
下の子をパパたちに預けて、いっぱい遊んであげたり、下の子が寝てるときは上の子との時間をたくさんとってあげるようにしましょう。また、たくさん抱きしめてあげましょう。抱っこしたり、スキンシップをするのも子供は喜びます。
そのためにはママ一人で頑張るのではなく、周りにも協力を得るようにしましょう。
みんなで協力することによって、ママも上の子も余裕がでてきます。
そうやって、上の子の不安や寂しい部分を埋めてあげることで赤ちゃん返りがなくなってくるでしょう。

赤ちゃん返りが解消されてくると・・・

上の子がワガママを言うのも減り、いじわるすることもなくなってきます。また下の子の面倒も見るようになり、ママの大変さも減ってきます。
赤ちゃん返りをしているうちはとても大変ですが、そこを乗り越えれば状況は変わってきます。
上の子はママと一緒に下の子を見てるうちに、自分より弱い赤ちゃんに思いやりの気持ちが育ってきます。
また、下の子と接することでいろんな感情を経験し、感情の幅も広がります。ほかの人との人間関係も上手に築けるようになるとも言われています。
赤ちゃん返りはすべてがマイナスなことではありません。子供の成長でいろんなことを学ぶことができます。
ママも赤ちゃん返りをマイナスにとらえず、プラスにとらえて上手に対処していくとよいと思います。

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