赤ちゃん返りのケアをする方法5選

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お兄ちゃんやお姉ちゃんになるということはとってもおめでたくて嬉しいこと。

しかし、その反面まだまだパパやママに自分だけを見ていてほしいと思う欲求があるのは無理もないことですよね。

そのような感情からしばしば起こると言われているのが赤ちゃん返り。

どのようにケアしたらいいのかわからないママさんも多いはず。

そこで、ケア方法を5つご紹介します。



下の子を抱っこする以上に上の子も抱きしめてあげよう。

どうしても下の子が生まれると、下の子を抱っこしている時間が長くなりがちになります。
他にも授乳をしたりミルクをあげたりおむつを替えたり…ママと下の子の密接な時間は当分続くのは当たり前のことですよね。
そんなママと下の子の姿を見て、上の子は「自分も構ってほしい。」「自分も抱っこされたい。」という欲求に駆られるはずです。
一気にママを取られてしまったという気分になってしまうのも無理もないですよね。
なので、最低限の下の子のお世話以外は上の子を優先して相手をしてあげるようにしましょう。
そうすることで、上の子のママを取られてしまったという嫉妬心や寂しさも少しは紛れてくれるはずです。

上の子との二人だけの時間を作ろう。

今までママは自分だけのものだったはずが突然現れた下の子の存在によって、二人だけの時間がなくなってしまったと思っている上の子はきっと多いはずです。
そこで、ママと上の子だけの二人だけの特別な時間を意識して作るようにしましょう。
下の子が生まれたばかりの頃は頻繁な授乳やミルクで中々預けづらいかと思いますが、ほんの1時間でも30分でも良いのです。
ちょっと二人でスーパーまでお買い物へ行って、お菓子を買ってあげたり、公園へ行って思い切り遊んであげたり…そんな時間がとても大切になってくるはずです。

兄弟喧嘩をしたら?!上の子だけでなく下の子も叱ろう。

少し大きくなると気付けば兄弟姉妹で遊ぶようになります。
そんな姿は微笑ましい一方で、時に衝突し兄弟姉妹喧嘩に発展することもあります。
例えば、おもちゃで二人で遊んでいるとき、下の子が上の子のお気に入りのおもちゃを無理やり取ってしまったとします。上の子はそんな下の子に怒って思わず下の子を叩いてしまったとします。そんな時、あなただったらどのように叱りますか?
私はついつい上の子を怒ってしまっていたのですが、よくよく考えてみれば下の子がおもちゃを取ってしまったことがいけなかったのだし、上の子だけを怒るのは理不尽なのですよね。
でも上の子に対しては過度な期待をかけてしまい、ついつい下の子を甘く見てしまいがちになります。
こんなときは正しく喧嘩両成敗です。下の子に対しては振りでも構わないので、しっかり下の子を叱っている姿を上の子に見せましょう。
そうすると上の子の不公平さも緩和されるはずです。

「もうお兄ちゃん/お姉ちゃんなんだから!!」からは禁句?!

何かにつけて「もうお兄ちゃん/お姉ちゃんなんだから!!」と言われてしまうのは上の子の宿命ですよね。
しかし、この言葉は過度なプレッシャーをかけてしまうだけでなく、「好きでお兄ちゃん/お姉ちゃんになったんじゃない!!」という思いも生まれてしまいかねない言葉であることを覚悟していた方が良いかと思います。
もちろん、言い方を変えれば「お兄ちゃん/お姉ちゃん」という言葉はプラスに働きます。
例えば「弟/妹のお世話してくれたの?さすがお兄ちゃん/お姉ちゃんっ助かったよ!!」など、褒めるときに使えばとってもプラスに働く言葉なのです。
出来る限りマイナス面では使わず、プラス面で「お兄ちゃん/お姉ちゃん」という言葉を積極的に使い、良い意味で「お兄ちゃん/お姉ちゃん」であるという自覚を持たせてあげるようにしましょう。

下の子のお世話を進んでしてもらえるよう仕向けよう!!

「ママ、今手離せないんだけど、弟くん/妹ちゃんのオムツ取ってきてくれる?」
など簡単なことからで構わないので、下の子のお世話をしてもらうようにしましょう。
そうすることで、段々と上の子の自覚が芽生えていき、下の子を大切にしようという気持ちが芽生えてくるはずです。
もちろん、お世話を上手にしてくれた暁には、④でも述べたように「弟/妹のお世話してくれたの?さすがお兄ちゃん/お姉ちゃんっ助かったよ!!」などの褒め言葉も忘れずにして下さい。
そうすると、段々と進んでお世話をしてくれるはずです。
そうして小さいうちからお世話をしていると、大きくなっても一緒に遊んでくれやすいですし、何より赤ちゃん返りはしにくくなる傾向があります。
しかし、過度なプレッシャーは禁物なので、あくまで出来る範囲でのお世話をお願いするようにして下さいね。

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