誕生日やクリスマス、記念日などにケーキでお祝いしたい時に生クリームを使ってケーキを作ってお祝いしたくなります。しかし、気になるのは「赤ちゃんの生クリームはいつから?」ということ。
生クリームには、動物性、植物性の2つがあり、この2つで赤ちゃんに食べさせてもいいもの、あまりよくなく避けたいものがありました。また、あまり多く与えすぎてもダメな生クリーム。赤ちゃんにあげるアイデアはあるものでしょうか。
気になる生クリームをどれだけあげていいのか、まとめました。離乳食時からも食べることができ、意外と早い生クリームについての基礎知識を教えます。
生クリームには2種類ある!動物性と植物性!
生クリームには2種類あることを知っているでしょうか。
それは、「動物性」と「植物性」です。
動物性の生クリーム……牛乳からできたもの
植物性の生クリーム……植物の油脂からできたもの
動物性の生クリームは極めてシンプル。牛乳成分と砂糖、卵白でできています。
牛乳が下痢をしやすいように生クリームを多く食べてしまうことで下痢になってしまう危険性もあります。乳の脂肪分が多いため、バターのように油脂として扱います。
生クリームたっぷりの料理はN.G.。少しなら生クリームを食べることができます。
赤ちゃんにあげるなら7ヶ月・8ヶ月のモグモグ期からもOK!
生クリームは、動物性のものだとアレルギーがないなら7~8ヶ月の離乳食、モグモグ期から食べることができます。
ただし、大さじ1杯程度。
ママによってはアレルギーの心配を考えて、1歳の誕生日に生クリームデビューをする人もいます。
植物性の生クリームは、色々な油脂、添加物が入っているため、離乳食時期の赤ちゃんが食べることは避けた方がいいと言われています。
1歳の誕生日に生クリームを使ったケーキを食べてもOK。ただし、アレルギーに気を付けて、最初は少量ずつがベター。
大人にとって生クリームがたくさん入ったケーキはおいしいと感じますが、赤ちゃんには胃腸の負担が大きく、7ヶ月、8ヶ月を過ぎ、1歳を過ぎても「離乳食時期の赤ちゃんにわざわざあげる必要はない」と、あえて食べさせないこだわりママもいます。
また、牛乳のアレルギーがあるなら生クリームもアレルギー発症する可能性が高いです。食べるのを避けた方がいいでしょう。
モグモグ期の離乳食でも、スープや和え物などと一緒に大さじ1杯程度からはじめ、少しずつ慣らして食べることができるようになります。
赤ちゃんに生クリームを食べさせる時のチェックリスト
赤ちゃんに生クリームを食べさせる時、気をつけることがあります。
☑牛乳アレルギーがあるかないか
→生クリームは牛乳からできています。赤ちゃんに牛乳アレルギーがあるかどうか確かめ、生クリームを食べてもいいかを確認しましょう。
☑生クリームの賞味期限も確認
→牛乳と同じように、生クリームにも賞味期限があります。できるだけ新鮮なものが味もおいしく、赤ちゃんも食べてもらいやすいです。下痢の心配もある生クリーム。赤ちゃんのトラウマになってしまわないように購入の時にも新しいものを選ぶのがコツです。
☑1歳のケーキは生クリームも少量だけを使って
→生クリームを作ったことがある人ならわかりますが、生クリームには砂糖をたくさん入れて泡立てます。1歳の誕生日やクリスマス、家族の誕生日に生クリームを食べてもらいたい気持ちはありますが、砂糖過多になってしまうこともあるため、食べさせる時には少量のみにしましょう。
少量にするなら「トライフル」にする工夫もして!
スポンジにたっぷりの生クリームをつけたショートケーキだと、赤ちゃんにとっては生クリーム量が多すぎることがあります。
そのため、ファーストケーキとしておすすめなのは「トライフル」。
トライフルとは、カップにスポンジ、フルーツを入れ、その間を生クリームで層にしたもの。語源は「気ままなおしゃべり」で、家にあるフルーツで作ることができることから、トライフルと呼ばれるようになったようです。
生クリームは少量にして、いちごやブルーベリー、キウイフルーツなどのくだものと、スポンジ、生クリームを入れて食べきれるサイズで作るようにしましょう。
透明なグラスで作ると層になっている断面が見えてカラフルです。
生クリームのほか、ヨーグルトクリームで作るとカロリーも控えめでヘルシーです。
牛乳アレルギーがある赤ちゃんに代用できる材料は?
乳アレルギーがある赤ちゃんに生クリームをあげると、じんましんが出たりします。アレルギーの原因になるほか、子供によってはぜんそくになったり、にきびの原因になることもあります。そのため、あえて1歳の誕生日にも生クリームを与えないママもいるほどです。
牛乳アレルギーがある赤ちゃんには、生クリームのほか、ヨーグルトクリームもアレルギー反応が出てしまうこともあります。
スイーツでクリームを食べてもらいたい時には、豆乳を使ってクリームにする代用方法もあります。