赤ちゃんがスクスクと大きくなって、8ヶ月をすぎ、10ヶ月になると、人見知りが始まります。
人見知りは、ものを認識する力が備わってきた発達のプロセスですから問題ないのですが、そのあたりの月齢から保育所に入れたりすると、一日中なきやまず、離乳食も口にせず困ってしまうことも。そんなときに、「人見知りだから」とあきらめることなく、ましてや、「いつまで泣いているの」と怒ることもなく、上手に付き合っていくポイントをまとめました。
保育所にいつものタオルハンカチを持っていく
保育所で、毎朝、お子さんに大泣きされて、後ろ髪引かれる思いで職場に行くママ、パパはつらい。
でも、10ヶ月のころに保育園に入りかけたから仕方がありません。
私の保育園でも、お母さんが、お気に入りのクマのタオルハンカチ … よだれでぐちょぐちょでも、お子さんはしっかりと握り締めて、ぐっと我慢できるようになりました。
徐々に保育園にも慣れていきますし、給食や散歩で気晴らしにもなりますので、最初は、お気に入りの握り締めることができるグッズを持たせるのも良いですよ。
ゆっくりと言い聞かせる
お子さんが小さく、まだおっぱいだったり、フォローアップミルクを飲んでいたり。
まだまだ赤ちゃん扱いをしたくなりますが、しっかりと目を見て、お話を聞く力はついてきている時期です。
朝のお別れはつらい。自我の目覚めであることはわかっていても。そんなとき、伝え歩きから1人立ちができるようになったお子さんに、しっかりと目を大きく開けて、語りかけてください。
「4時にお迎えに来るからね」「お昼ご飯楽しみだね」などと、毎日毎日話しかけることも効果的です。
無理やり引き離さないといけないときもありますが、できれば、徐々に笑顔でお別れができるようになっていったらいいですね。
お迎えの時間を早める
生後1歳になるまでは、ママは育児時間、つまり時間短縮を職場から取得できるはずです。
無給のため、取得する、しないはあるでしょうが、8ヶ月、10ヶ月で保育所に預けて職場復帰するなら、朝の1時間、夕方の1時間は、育児時間を取得しましょう。
そうすれば、お迎えも少し早く行くことができますし、お子さんが保育園に慣れてきたら、元の勤務時間に戻したらよいですからね。
朝早く起こす ・ 夜もっと早く寝入る
人見知りで泣き疲れて寝てしまうこともあります。
意外と起きたら、すっきりした顔で、お昼ご飯に迎えることも。離乳食の給食がたのしみになって、人見知りのかんしゃくが徐々に弱くなっていったお子さんもいらっしゃいました。
まだまだ生活リズム安定しない1歳前。早起きすれば、午前中のお昼寝が必要な時期です。もちろん午後のお昼寝は必要。ですが、午前中も、ママから預けられて、しばらくは泣いていても、抱っこしてあやしていれば寝入ってしまうこともありました。
生活リズムの確立にもなりますから、早起きと朝食は大事ですね。
お気に入りのスプーンとフォークを持っていく
午前中、人見知りで泣き続けていたお子さん。
11時ごろには離乳食の給食が始まりますが、楽しい食事タイムにするためにも、自宅で使っているフォークやスプーンを持参するという方法もあります。
睡眠不足だと、離乳食を食べている途中で、舟をこぎかけてしまうこともありますから、早寝早起き、とくに7時に起きて朝食をしっかり食べて、少し遊んで保育所に登園するくらいが良いですね。