子育て中のママたちへ
育児にストレスは付きものだと思います。しかし、どうしてストレスになってしまうのでしょうか?
時に育児ノイローゼになってしまう人もいます。
どうしてでしょうか?
何が原因でしょうか?
育児ストレスはなくせるのでしょうか?
子どもを育てるということ
1人目が生まれ、初めてママになった日。
嬉しくて嬉しくて
ママ雑誌や子ども雑誌に手をとったと思います。
テキスト通りにはいかないのが当たり前なんです。
だけど、聞く人も、相談する人もなく、ただただ読みあさって、
毎日少しずつ育児に疲れてきてしまう。
うちの子はどうして?比べて不安になる。
成長段階、発達段階を他の子と比べる。
■どうしてうちの子聞いてくれないの?
■どうして忘れ物聞いてくれないの?
■どうして、聞き分けがないの?
どうしてどうしてと悩んでしまう。
そのストレスは人それぞれ、どんなに子どもと長い時間向き合っていても平気な人もいます。
しかし、ほとんどの人は何かしらストレスがあると思います。
成長 教育 金銭的なストレス。
こどもを育てるには、お金もかかります。生活費をやりくりする中で起こるストレス。ありませんか?
それが育児ストレスに繋がっていくのです。
もっとストレスの原因を探していきましょう。
そのストレスはどこから?何が原因?
子どもを育てるにあたって【成長】【教育】【生活】誰かと比べていませんか?
■どうしてうちの子聞いてくれないの?
■どうして忘れ物聞いてくれないの?
■どうして、聞き分けがないの?
それは誰と比べて?
どうして?の原因は比べることによって起こるストレス。
比べることによって起きる、不安、イラ立ち、焦り。
ストレスのほとんどが比べることが原因です。
その日々のストレスが育児ストレスの原因となるのです。
毎日毎日比べられる子どももストレスを感じています。
ストレスのひどい子、ストレスのひどい大人はそれがノイローゼとなるのです。
ノイローゼ、虐待、ネグレストとなるまえに、ストレスを減らしましょう。
イライラし過ぎるひとは、カウンセリングも大事だと思います。
それなら、比べちゃいけないの?比べることは悪いこと?
比べることがすべて悪いことではありません。
比べることによって競争心を持つことも大事です。
競争心がなければ何も向上しないのです。
それが【普通】ということ。
【普通】の子ってどんな子?
日本社会はみんな一緒という【普通】という枠に入れようとしています。
本当はみんな一人一人違って当たり前。一人一人顔が違うように、性格も育ちも違うのです。
しかし、【普通】から外れた子は、【個性】ではなく、【病気】と言う枠に入れようとしています。
その、比べる原因をその子の【個性】に変えませんか?
比べる育児をやめて、【個性】として見てあげませんか?
みんな1番の運動会のかけっこ、点数のない運動会、みんな主役の発表会。私は、見てきました。
全然楽しくありませんでした。
子どもたちは楽しいのでしょうか?
【個性】ということ
人それぞれ様々な【個性】を持っていると思います。
その子の【個性】を見つめなおし、考えましょう。
あなたにも苦手なこと、得意なことあるでしょう。
あなたにも【個性】はあるんですよ?
小さい頃誰かと比べられて嫌な思いをしたことはありませんか?
心の中でそっとつぶやいていませんでしたか?
その気持ちを思い出してください。
子どもは感情的に叱られても、実は、心では、何で怒られているのか分かりません。
感情的にならずにと言われても育児ストレスを抱え込んだお母さん達には無理な話でしょう。
わたしの中学当時の国語の恩師はすごくいい先生でした。
どんな反抗期の私たちでも理解してくれて、怒らず、笑顔で受け入れてくれました。本当に悪いことをしたときだけ叱ってくれました。
少しくらいの生意気な口の聞き方、反発すべて笑顔で受け入れてくれました。放っておかないで違うことは違うと教えてくれました。
【個性】を大事にする先生でもありました。
人を心から愛する先生でした。
だから、子ども達もどんな話でも体当たりできる、質問できる、気持ちをぶつけられる、お母さんのようでした。
そんな先生、今は少ないような気がします。
だからこそ、お母さんが笑顔でどんなときも受け止めてあげなくてはならないのです。
それが出来なければ、子どもも気持ちをぶつける相手を間違えて、弱い物にあたってみたり、家の外で発散してみたりと問題行動が増えてきてしまいます。
育児ストレスからの解放に向けて
もう誰かと比べることをやめましょう。
【個性】として、そっと見守ってみましょう。
比べる育児から見守る育児へ換えましょう。
「どうして分かってくれないの?」思うときありませんか?
いつも知人に教えている言葉があります。
反抗期のお子様にも教えてあげてください。
高校の時、国語の先生が教えてくれました。
”どうして今、作者の気持ちを述べよ。という問題を解いている、勉強 しているんだと思う?みんなは、作者の気持ちどーでもいいよ。な んで?分かるわけないと思っているでしょ?
「お母さん!!なんで私の気持ち分かってくれないの?!!」
思うときみんなあるでしょ?
相手の気持ち、お母さんの気持ちが分かってないのに、自分の気持ち 分かってもらえるわけないんだよ。”
だから、作者の気持ちを述べよという問題があるんです。
作者の気持ちが分からなければ、相手の気持ちを知ることが出来ない からです。
思春期の頃の私たちの気持ちに響きました。
だから、子育ても、子どもの気持ちを分かってあげられなければ、自 分の気持ちも分かってもらえないのです。
本当は、当たり前のことなんですよね。
だけど、その当たり前のことがなかなかできないんですよね。
ゆっくりでいいのです。
少しずつでいいのです。
見守る育児始めましょう。
きっと育児ストレスは減っていくはずです。