大人よりもかかりやすい子供の低血糖の症状と対処法

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低血糖って言うと、おじさんやおばさんのかかる病気ってイメージではないですか?実は大人よりも子供の方がかかりやすいのはご存知でしたか?【感情の起伏が激しい・何事にもやる気がない・いつも疲れている・すぐにイライラする】などの症状を性格だと勘違いしてはいませんか?これらは低血糖の症状として出るので心当たりがあるお子さんはもしかしたら低血糖なのかも?

低血糖という病気への認識が大人の病気という思い込みから重症化して分かりやすい症状が出ないとなかなか気付きにくい低血糖。子供の低血糖の症状や対処法やチェックリストなど低血糖についてまとめてみました。

低血糖とは?

血糖値とは血液中の【ブドウ糖の濃度】のこと。この血糖値の低い状態を低血糖といい、低血糖を引き起こすと様々な症状が身体に現れます。
その症状として出るものの中に

・イライラしている
・急に怒り出す
・常にダルそうにしている
・疲れやすい
・集中力がない

これらは一見子供が持って生まれてきた性格なのだと諦めてしまいますが、子供が上記のような症状があり子育てに悩んでいるママも多いと思います。うちの子にも当てはまるかも?なんて思うママも多いのではないでしょうか?

チェックリスト

・朝寝起きが悪い
・朝食を食べない
・ぼーっとしていることがある
・いつも眠そうにしている
・集中力がない
・感情の起伏が激しい
・よく頭痛を訴える
・たちくらみがする
・菓子パンのみで食事を済ませてしまう
・おかずよりもごはんやパンを好んで食べる
・炭酸ジュースなどの甘い飲み物をよく飲む
・甘いお菓子類を好む

上記の項目に【3つ以上】当てはまる場合には低血糖を疑っても良いと思います。

具体的な症状

【初期症状】冷や汗・空腹感・頭痛・イライラ・集中力がない・生あくび・眠い・疲労感などが初期症状として見られます。

【更に症状が進むと】ろれつが回っていない・震え・めまい・寝込んでしまう程の疲労感などが見られます。

【重症化】意識がなくなる・けいれんを起こすなど重症化してしまうととても恐ろしい症状が出てしまうので初期段階のうちに家庭での適切な対処が不可欠となってきます。

家庭ですべきこと

【甘いものを避ける】【なるべく食事の間隔をあけずこまめに食事をする】【タンパク質の多い食事】【ごはんやパンなどは最後に食べるなどの食事の工夫】【運動】子供に対して厳しい食事制限は身体の成長にも悪い影響を与え兼ねないので食事の時にはごはんやおかずを一緒に出すのではなく、野菜類を先に出してご飯類の主食を後に出すなどのひと工夫でじゅうぶんです。

また水分は糖分の少ないものを。果物も中にはとても糖分の多いものがあるので糖分の多い果物にも注意が必要になります。食後に有酸素運動をすることで血糖値の上がり方が穏やかになるので食後にウォーキングなど家族でするのもとても良いですよ。また食事の時間が遅いお宅の場合には少し早めるのも良いです。寝る3・4時間前には食事を済ませておきましょう。

注意したいのは、子供だけ食べるものに制限をしたりするのではなく家族みんなで一緒に行うことが大切。ご飯の出てくる順番が自分だけ違うとか、自分だけ食べられないものがあるなど子供だけが実践すると当然続きません。家族全員で行うことでパパやママの健康管理にも繋がるのでみんなで一緒になって頑張ることが大切です。

まとめ

子供なのに疲労感を訴えて外に出たがらない→引きこもりでは?すぐにイライラしたり落ち着きがなく育てにくい→自分の育て方が間違っていたのか?などと思いがちですよね?このように自分を責めてしまったり全く違うことで悩んでしまって子育てに行き詰っていたりしていませんか?

子供の口にする食べ物や飲み物を少し変えてみたり食事の出す順番を変えるなどすぐに出来ることから始めてみてお子さんに変化があった場合には血糖値に問題があると考えて、病院で一度詳しい検査をし早期に対策をすると重症化を避けることが出来ます。食事などの管理の仕方も詳しく教えてくれるのでちょっと不安を感じたママは病院で相談してみると良いですよ。

また血糖値を調べたい場合には空腹な状態で病院に行くとより正確な数値が分かるので食事を抜いて空腹な時に病院へ行きましょう。

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