子どもには本好きになってもらいたいもの。
読書量が多い方が、賢くなり、地頭力も高くなると言われています。
ただ、子どもを本好きにしたい場合はどうすればいいのでしょうか。
そんな時に使えるフィンランド・メソッドで読書を楽しむ本が発売されています。
対象年齢は4歳からではあるものの、言葉が話せるようになって自分のことばを伝えられるようになったらはじめどき。
読書好きに育てられる、フィンランドメソッドを取り入れてみましょう!
フィンランド・メソッドの読書方法って?
国語教育が世界中から注目されているフィンランド。この国では、読書日記をつけているそうです。
読書好きの子にするために、この方法を取り入れたのが「フィンランド・メソッド」です。
子どもが面白い!と思ってくれる
フィンランド・メソッドを体験できる本、『親子で書こう!100さつ読書日記 ーフィンランド・メソッドで本がすきになる』があります。価格は1026円。
100冊は、
・ぐりとぐら
・おばけのバーバパパ
・おまえうまそうだな
・いやいやえん
・おおきなかぶ
・ぐるんぱのようちえん
・からすのパンやさん
など。
絵本の感想を書きこむことができるワークブックで、日記のように「いつ、この本を読んだ」ことがわかります。
家にある本は、このワークブックを買ったら、読んで「タイトルシール、日付、感想」を書いていきましょう。知らない本は図書館に行って探してみましょう。ちょっと難しい本もあります。なので、読めそうな本から挑戦を!
モチベーションアップできるのが、「ここまでよんだよ!シール」があること。まずは5さつ達成すれば、黄色のトナカイ風キャラクターのシールを貼ることができます。その後は10さつ、20さつ、30さつ……。どんどん読むことができます。
「もっと本をよんでみよう」は100さつのリストにはない本も読むことができ、「おもしろかった!」「うーん」「またよんでみよう」の3評価で印をつけることもできます。
本の表紙がシールになっていて、ワークブック形式なので、楽しく、達成感があります。
フィンランドメソッドのやりかた
親子一緒にフィンランドメソッドを楽しめます。
読書の感想を聞くには「本はどうだった?」と聞きます。
↓
子どもが答えます。「悲しい話だった」
↓
そこから更に、大人が「どこが悲しかった?」と聞きます。例えば3~5個、悲しかった理由を教えてもらいましょう。
例えば、おもしろかった本なら「どこがおもしろかったか」、笑っちゃった本なら「どこが笑っちゃったのか」を教えてもらいます。親子で会話をしながら、本の感想を教えてもらいましょう!
小さい子でも、本のタイトルシールを貼ることなどできそうです。親子一緒に1冊の読書日記を作り上げていきます。
子どもが楽しく続けられる!
読書日記には、表紙シールを貼って、一言感想を書きます。
後から読み返した時に「こんな気持ちで読んだんだ」と思えたり、「この本、面白かったな。もう一度読んでみよう」と思えたりします。本を読むごとにシールが増えていくのも、なんだか楽しい♡読書の習慣が身についていくと言われています。
小学校3年生からは…
小学校3年生からは「小学生100冊読書日記」もあります。
こちらも1026円でワークブックタイプです。小学生になってからの本なのでかなり難しそう。
・水滸伝
・チョコレート戦争
・小さいおばけ
・ツバメ号とアマゾン号
・飛ぶ教室
・プチ・ニコラ
・長くつ下のピッピ
・星の王子さま
など。
100冊を読むのは時間がかかるかもしれませんが、厳選された100冊。興味を持ったものから挑戦してみるのもいいかもしれませんね。