お風呂嫌いの子供と入浴タイムを楽しむコツ4選

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お風呂が嫌いなお子さんは、意外と多いもの。とくに小さなお子さんは、体を真っ赤にして嫌がることも多いですね。赤ちゃんのお風呂嫌い、お子さんのお風呂嫌いには、必ず原因があります。その奥が、怖いこと。とくに初めての赤ちゃんをお風呂に入れるときには、パパもママもどきどきしながら入れていることもあるでしょうから、余計に不安になるかもしれませんね。そんあパパ、ママへのお風呂のアドバイスです。

赤ちゃんはガーゼのハンカチで

まずは、赤ちゃんのお風呂から。
ドキドキしている、不安そうなママ・パパの顔を見ると、赤ちゃんまでその心が伝わります。
自信を持って、ベビーバスに落とさなければ大丈夫です。
そんな赤ちゃんを、裸んぼうにして、お風呂に入れるのですが、手にガーゼのハンカチを握らせて、胸にはガーゼのハンカチを置いてみましょう。
それだけでも、赤ちゃんの安心感は変わりますよ。
あと、ママやパパの手が冷たいのも、赤ちゃんが嫌がります。夏でも一緒。ミトン・タオルグローブをすれば、ママパパの手が冷たくない。その手で、ベビーバスで体を優しくなでてあげてくださいね。

大好きなパパ・ママと一緒に入る

ママパパと、どちらかでも一緒に入れば、赤ちゃんや小さなお子さんはうれしいもの。
もちろん、パパが入浴中に、ママを呼んで、赤ちゃんを受け取り、一緒に湯船で洗ってあげて、ママを呼んで引き渡せば、バトンのリレーのように完璧ですが、日本の労働実態からすると、全ての家庭で実現するのは難しいですね。
でも、一緒に入ることは、赤ちゃんの首が据わる4ヶ月ごろから可能です。
ポイントは、赤ちゃんの服はできるだけ直前まで脱がさない、浴室の中で、ママ(あるいはパパ)までしっかりと拭いて出てくる、赤ちゃんの新しい服は全て脱衣所に準備をしておき、浴室の中で着せる、ですね。
その際、乾いたバスタオルがあると便利ですよ。浴室に寝かせることができますから。

頭を洗うときにはシャンプーハット

目に石鹸やシャンプーが入ると、痛い。
お子さんは、それでお風呂が苦手になっているのかもしれません。
首がすわるまでは、寝かせて両手で頭も体も洗っていましたが、首が据わるようになれば、赤ちゃん用のシャンプーハットで、髪の毛だけをシャンプーで洗うことをお勧めします。
赤ちゃんは怖がり。お座りができるようになっても、ママやパパのおひざの上に座って、体を洗ってほしがりますよ。

石鹸は少なくてもOKです。

赤ちゃんの皮膚はとっても薄い。
皮膚の下の血が、透けて見えるくらい薄い。それで「赤ちゃん」と呼ばれるようになったんではないかと思ってしまいます。
その赤ちゃんに、「ベビー用」とはいえ、シャンプーをたくさん使うのは、皮膚からのしみこみも心配ですし、赤ちゃんの体は、お尻と首の回り以外、ほとんと汚れていないもの。
お湯で十分に落とせますし、この石鹸・シャンプーが、刺激でいやなのかもしれません、
わが家では、子供がよっぽど嘔吐したときや、下痢のとき以外は、お湯とベビーオイルでお肌のケアをしていたので、石鹸はほんのちょっと。
ときには、お湯だけでお風呂タイムにしても良いくらいですね。

お風呂から出てからのお楽しみを

いかがでしたか。
わが家の上の娘はお風呂が大好きでしたし、パパも一所懸命に入れていましたが、次女はお風呂が大嫌い。シャワーも嫌い。
なだめても、励ましても、もちろん叱っても逆効果。
でも、なぜお風呂嫌いかというと、いつも楽しく遊んでいるときに、無理やりお風呂に入れたこと。それが何回も続いたこと。そのあとすぐに、自分だけ寝て、上の娘はもう少し起きていて良いから「ズルイ」。
その後遺症を引きずっていて、いまだにお風呂が苦手ですが、お風呂から出て、アイスクリームを食べることに決めたら、すばやく準備できるようになったこともありました。
子供にとっては、遊びと同様にお風呂も仕事のひとつと位置づけてあげてくださいね。

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