冬を楽しむ手作り「米袋そり」の作り方

13,410 views

本格的な冬になり、北国の子供たちは雪遊びが楽しいシーズンになりました。雪さえあれば、勝手に遊びを見つけて遊ぶものですが、こんなエコなそりで遊ぶのも良いですよね。気軽に作って遊んでみましょう。

材料

・10kg入りのビニール製米袋~1袋
・縄状の荷造り用ビニール紐~150cm程度
・布製ガムテープ
・ダンボールや固めのスポンジなどのクッションになるもの
必要なのはこの4つだけです。
お宅にあるもので、気軽に作れそうな気がしてきませんか?ダンボールだけで作る時はある程度のカサがないと滑りづらいです。

手順1

米袋の中に3cm~5cm厚さのクッションを入れます。このときに、中で移動しないようにぴったりサイズにすることがコツです。。クッションは適度なしなりが必要です。硬すぎると滑りづらいです。ダンボールを使う場合はダンボールの目が横になるように切るとしなりを作りやすいです。同じ大きさのダンボールを数枚、目をそろえて用意し、米袋にぴったりになるように厚さを調節しましょう。
また、はじめから布製のクッションや座布団をダンボールと一緒に入れても良いですね。そのほうが、お尻にフィットして滑りやすいかもしれません。その際は雪でぬれる覚悟をしましょう。

手順2

荷造り紐を米袋の端から5cm位の所に置き、テープで止めます。このとき、そりの両端をきちんと抑えてあげると、紐が移動しにくく、丈夫に作れると思います。
紐は子供が肩から斜めにかけて歩くと似にちょうど良い長さに調節しましょう。長すぎると引きずってしまうので歩きづらいようですね。

手順3

袋の口を、紐の位置まで折り、裏までしっかりとテープで止めます。このときに必ず布製のガムテープを使いましょう。紙製のものだと、雪でぬれてすぐに壊れてしまいます。重ね貼りして強度をつけると、何度滑っても壊れにくいそりが出来上がります。

雪の上のみならず

このそりは、息子が幼稚園に通っていた時に手作りして持たせたものなのですが、米袋、意外と滑ります!!そして丁寧に作るととても丈夫ですよ。我が家はがんがん使いましたが、3年間へたることなく、今年の冬も使えそうです。
そして、雪国でしか使えないと思っていたこのそり、ローラーの滑り台で活用すると、お尻も痛くないし、よくすべるというご感想をいただいたことがあります。
また、たまにしか雪がふらない地域の人でも、雪が降ったら手軽に作って遊ぶことが出来ますよね。子供たちは雪が大好きです。そんな時に、お家にあるもで作ってあげたら、そりを買わずしても、雪遊びが出来ますね。
是非、北国の人はもちろんのこと、雪が降らない地域の人も、気軽に作って遊んでみてください。

こんな記事も読まれています