赤ちゃんの食物アレルギーの約半分は卵アレルギーと言われています。症状の出方も症状が出るところも、個人差がありますが、大体の特徴を知っておけば心強いですね。筆者の子供の体験を元に紹介します。
皮膚の症状
卵アレルギーの代表的な症状の一つが、口の周りや頬などに出る赤いポツポツとした湿疹です。口や頬などの顔に出ることが多いのですが、お腹などに出る場合もあるようですね。
皮膚の症状は卵アレルギーの代表的な症状です。
筆者の子供もこの症状になりました。顔、体中が真っ赤になりました。
目の症状
赤ちゃんが卵を食べた後に、目をお母さんの洋服にこすりつけてきたり、かゆそうに目を掻いているときは、卵アレルギーになっている可能性があります。目が充血してきたり、腫れる症状もあるようですね。
卵アレルギーは目にも症状が出ることがあるので注意してみてください。
呼吸器の症状
卵を食べた後に、それまで元気だったのにくしゃみが出たり、鼻水が出たりする場合も卵アレルギーの可能性があります。
これは呼吸器にでる症状です。
ひどくなると、咳が止まらなくなったり、ゼイゼイ呼吸が粗くなったりする場合があります。呼吸困難になる場合もあるので、本当に怖いですよね。
筆者の息子はこの呼吸器の症状も出ました。呼吸が荒くなり、顔色が真っ青になりました。
消化器の症状
卵を食べて激しく泣いている場合は、アレルギーでお腹が痛くなっている場合があります。消化器の症状ですね。他に、下痢をしたり、ひどい場合は嘔吐することもあります。
筆者の子供はこの消化器の症状が強く出ました。離乳食を食べた30分後に、嘔吐し激しく泣き始めました。
重篤なアナフィラキシーショック
おおまかに卵アレルギーの症状はこの4つがあげられますが、二つ以上の症状が重なって出ている場合は、アナフィラキシーといって重篤な症状になります。
筆者の息子は、顔が真っ赤に晴れ上がる皮膚の症状と、顔が真っ青になり呼吸が荒くなる呼吸器の症状と、嘔吐の消化器の症状が、卵を食べた30分後に起こりました。
症状が強かったので、入院になりましたね。本当に怖かったです。
卵はとても優秀な食材ですが、赤ちゃんに上げる時は、必ず固ゆでの黄身を小さじ1からはじめ、白身を更に注意し、きちんと固ゆでした白身をこちらも小さじ1から始めるようにしましょう。